内容説明
もっとキレイに、もっと愛されて幸せに――そんな道を歩き続けるより、「自分」を無視せず生きる。星占いで多くの女性の悩みに直面してきた石井ゆかりが「美」について考え抜いたエッセイ集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
20
タイトルから想像していた内容とは少しずれがあったが、相変わらずの説得力に圧倒された。必ずしも全面的に納得させられているわけではないけれど、大きく違っているということがない。著者の本をほぼ読みつくしている身としては、どこかで期待を裏切ってほしい気持ちもある。2016/04/02
凛
18
以前別の書かれた本を読み、その時に初めて知った方。前回の『愛』、『結婚』に関しての考えもとても深かったが、『美』についての考えもとても深い。恋愛にもありがちですが『自分以外の何かになろう』と志すことで『自分』を無視する。著者の優しい言葉は、そのままの自分でもいいと言ってくれているように感じた。そして魅力は、『わからないところ』を作り出すこと、という言葉もとても的を得ていて、この本はある種、恋愛指南書なんじゃないかと感じました。2024/08/24
frosty
7
「美しさ」とは何か……美しくなりたい、と思ったとき、どうすればいいのか…美しくなりたいのなら、まず「美しい」ということの定義が必要だと思った。けれど「美しさ」というのは、個人によって全く別のものを指すことがある。結局は、自分がなにを「美しい」と感じ、その感じたものを自身の中でどこまで貫けるかが、「美しさ」として昇華されるのかもな、と読んでいて思った。内面を磨くことも、外見を磨くことも、そこになんらかの、自分なりの信念のようなものがあり、それを貫こうとする意思があるのなら、それは「美しさ」になるのではないか2020/06/22
maa
6
占いで有名な石井ゆかりさんの本を初読み。占いのことは書いておらず、美についてのエッセイでした。占いをする方って、どこか達観したイメージがあったけど、ごくごく普通に悩みを抱えている人なんだなとちょっと親近感湧いた。2025/01/13
かおり
3
さっぱりした印象の方でした。ただ髪をどうにかしたいと奮闘するするところが、申し訳ないけれど少し吹き出してしまいました。私も髪が多いのが悩みなので、美容院で、誉めたり、嬉しさの表現に迷う気持ちわかります☆2016/06/29