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内容説明
2010年代になり、J-POPはさっぱり売れなくなってしまった。売れているのは3つだけ。AKB48と嵐とK-POPだけである。完全なファンクラブによる組織票の世界だ。いつから、こんな事態になってしまったのか?それはなぜなのか? 近い将来、レコード会社はおそらくなくなるだろう。CDも消えるだろう。音楽業界の闇と利権構造を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
18
話題は古いがいわゆるダウンロードの時にソニーミュージックの楽曲だけ置いてきぼりにされて、購入できなかったり、ジャケ写が出なかったりしたなんて、CDしか買わない化石人類の私は知りませんでした。ソニーのストリンガー氏の無能ぶりがディスられてますが、確かにごもっともだとも思うし今のソニーの没落はもうこの辺から始まっていたのですね。オリコンが嵐とAKB48とK-popだけというのも確かに異常ですが、音楽をお金を出して買う購買層自体減少に歯止めが効かないのでしょうね。私達年寄りしかお金を使わないのかな?2017/10/05
0607xxx
12
J-POPというより、日本における音楽業界の衰退の原因をソニーや韓流等に焦点をあて、現状を分析しており楽しく読めました。今でもCDを定期的に購入する私としては、現状は寂しいが、音楽業界の衰退もなるべくしてなったのかなという印象。2013/07/15
nizimasu
7
音楽業界の凋落を間近で見てきた麻生さんだからこそ書けた本。とはいえ、あまりにも厳しい現実に書き出しは、どうしてもフィクションにせざるを得なかったのだろう。その結論はグローバルのユーザー視点を失った日本のメーカーに焦点が当てられる。しかし、とはいえ、日本は世界の音楽産業の凋落傾向の中で世界最大の市場になってしまった。音楽出版権の話などは初見もあり読み応えありだ2013/05/02
まめタンク
4
2013年75冊目。小室さんのラジオで紹介されていたので、早速、購入してみました。この手の本は名前負けで内容が薄いものが多いのですが、この本は当たりです。読めば今の音楽業界が抱えている問題について理解する事ができる。何となく日本人、特に音楽ファンが抱えていた問題を読み解く事ができます。2013/06/18
haikairoujin
4
80年以上も生きてくると、その時々にさまざまな歴史の転換点を経験する。この本は現代のポップカルチャーの大変動を描いている。おもしろかった。演歌はすたれJ-POPも行方不明になった。私の感じではこれは文化そのもののなせる業なのであって、その変動によって音楽そのものが崩壊したのではないかとさえ感じる。あるいは現代人は何かに「感動する」という感性を失ったのではないか。本を読んで、おおいに感動しようではないか。2013/05/18
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