内容説明
2013年、和食はいよいよ世界無形文化遺産へ。和食と長寿食研究の第一人者が和食にしかないサプライズを豊富なウンチクを織り交ぜながら紹介。世界一豊富な食材、ダシ文化、発酵食etc……。読めば自然に和食の知識が身につき、健康へと導かれる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
28
日本人にとって、海藻は海の野菜(37頁)。蒲焼きは香速き(かはやき)の語源説があるという(61頁)。田植え時のご馳走はきな粉おにぎりで、物忘れ予防成分多し(74頁~)。ヲヤジ、酒飲む代わりに食せよ。包丁人にとってもっとも大切な能力は、旬の食材を見極める眼力(104頁)。カツオ節と日本人の独創力(191頁~)。2015/10/02
YOS1968
12
まったくもって和食礼賛。恐ろしく和食を持ち上げています。ここまでやられると気持ちが良くなってくるから不思議である。ここまでしなくても和食は好きです、許してくださいってくらい。おそらく「和食」を世界無形文化遺産に申請するために書かれた本なのだろう。万葉集や古今和歌集、江戸時代の川柳まで引いて和食文化を語る著者の姿勢は好感を持った。2013/01/07
アイアイ
5
日本列島は70%前後山であり明治初めて80%が農民であった稲作農耕民族。水分が多く「うま味」のしみ込んだおかず、長寿汁と言われる十徳のみそ汁、我ら日本人の愛して止まない白米!日本人に生まれてよかった、バンザイ!!栄養の成分に名前もない時代、ご先祖様はよくこれだけの知恵を振り絞ってきたものだと感動する。それが普段の何気ない食卓に今も根付き、今や世界一の長寿国。▽図書館2015/02/02
とりぞう
3
和食がいろいろな面で良いのだと、一般的に言われている事柄を声高に繰り返すだけ。 たとえば第三章は「マグロは脳の機能を高める成分の宝庫」、「物忘れ予防成分も多い『きな粉おにぎり』」、一度に何種類もの頭脳食を食べる料理/枝豆のあなどれない力」、「生涯、箸を使うから脳が若い/海から村にやってくる身の赤い魚」、「そば湯を飲用して脳能力向上」といった具合。 「和食」の紹介もなく、「身体や頭に良い」という主張に民間療法的話題以上の資料提示もない。 ちょっと残念な本だった。2013/01/19
ybhkr
2
タイトルそのものに対して具体的な根拠はないのだけど、和食がすばらしいということはわかった。ただ、今の日本に於いてどこまでを和食とするかはとても難しいなあ……と思う。牛丼、カツ丼、ラーメン、カレーライスはすでに日本のものになっているし、逆にこの本に書かれている、ごはん、味噌汁、納豆、焼き魚、漬物のような発酵物を毎食食べるような生活は難しく週に半分以上食べることができる人はどれくらいいるのだろうか?と思う。世界にある日本食レストランも健康的なメニューばかり出している店は少ないだろうから少々世界一の根拠に違和感2015/02/08
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