朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016

著者名：朝日新聞出版【編集】

朝日新聞出版（2016/03発売）

• ISBN：9784023314542

内容説明

朝日新聞のエース記者が、日本の抱える問題点を解説！ 新安保法制で戦争のリスクは高まらないか、国債暴落・ハイパーインフレが起きないか、地方消滅は避けられるか、中国の海洋進出は軍事衝突を引き起こすか、などの問題を読み解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[壱萬参仟縁]

原真人氏：①アベノミクスの本質は非伝統的な金融政策。②日銀は公約した２％のインフレ目標を２年間で達成できず。③国債価格が急落するリスク。④市場信用を失った国債を日銀が買い続けたら、ハイパーインフレ。⑤日銀が借金財政を支える財政ファイナンスは日本を再建不能に追いやる（２１－２２頁）。清川卓史氏：①貧困は構造問題。②少子高齢化のなか、社保は年金減・負担増の時代。③雇用、家族のモデルが変わり、貧困防禦力↓。④生存権守る生活保護に逆風。

2016/02/28

[釜煮蕎麦]

今更ながら読み終わる。半年未来から見ると、「ひどいことになってるよ」と言いたくなる。ニュースに興味を持てるようになる良い本だが、暗い想像もしてしまう。

2016/07/29