内容説明
政府が立ち上げた青少年自殺抑制プロジェクト。実験と称し自殺に追い込まれる子供たちを監視員の洋平は救えるのか。逃亡の果てに意外な真実が明らかになる。その他ホラー短編「魔子」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*>∀<)ノ))★
13
先が気になり一気読みでした。スイッチを押すと心停止…果たして監視員の洋平は彼等を救えるのか?最後は思いもしない結末…短編【魔子】も面白かった。2016/07/06
conyTM3
11
読んでる途中で改正自殺対策基本法のニュースを見たせいもあって、生々しく感じました。 なんて恐ろしい設定なんでしょう。 ですがちょっと展開が唐突というか、南が行動を起こすに至った心理描写を行動を起こすまでの段階でもう少し深く掘り下げてたら感情移入しやすかったかも。 オチの為に残してたんだなというのはラスト近くになって分かりましたが。 堺本部長が人でなし過ぎる。 「スイッチを押すとき」タイトルが存外に深かった。 映画化もされてるんですね。 観たいような観たくないような。2025/06/30
たけ
8
山田さんの作品は、数年前に読んだ「リアル鬼ごっこ」と、これが2冊目。 ストーリーも面白いし、展開もスピーディで一気に読めるのですが・・・・ 読んだ後の充実感が、あんまりないんですよね(^^;)2016/04/06
友梨奈
5
読み終わったー!めっちゃ一気読みした☺️ 全体的に悲しかった。誰も救われる人がいなくて…?結末は何となく途中で悟ったけど、それでも悲しかった。こんな世界は来て欲しくないと思った。2019/01/22
みやこ
5
政府の実験。めちゃくちゃやがな!と思いつつ、さすが設定が面白いなー2016/12/12