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内容説明
〈考える〉力は練習でのばせる,そして〈考える〉ことは楽しい! まずは気持ちのストレッチ体操から.手を使う,声を出す,人と話す,肚を決める……新しいことを思いつく豊かな発想力も,瞬時に決める判断力も,具体的なレッスンの積み重ねによって身につくもの.この一冊で必ずや,あなたの〈思考〉は変わります.
目次
目 次
はじめに
第1回 まずは、楽になる──準備ストレッチ篇
第2回 ともかく、やってみる──最初のチャレンジ篇
第3回 ダマされたと思って、手を動かしてみる──身体を使う篇
第4回 魔法の言葉を、唱えてみる──誰でもできる篇
第5回 発想力を、きたえてみる──「遊び」に学ぶ篇
第6回 違った目で、世界を見る──「スタイル」探し篇
第7回 過去も未来も、見晴らしよく──系譜の試み篇
第8回 無理やり、一人二役してみる──ジキルとハイド篇
第9回 異質なものと、ぶつかりあう──他人と話そう篇
第10回 ひたすら、「なぜ?」と聞いてみよう──止めたら負けよ篇
第11回 外へ、ひらいてみる──声を届けよう篇
第12回 一歩ずつ、進んでいく──段取り力向上篇
第13回 「胆力」をもって、判断する──「決める」コツ篇
第14回 柔軟に、修正していく──思考は続くよ篇
第15回 直感を、働かせる──めざせ「思考の達人」篇
最終回 こんな教室をつくってみよう──あなたが先生篇
さいごに
本書で引用・参照した主な文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
109
斎藤先生の最新作です。1回から最終回まで、16の章に分けられていてそれぞれ考えることについての簡単な手法が示されています。このようなノウハウの本は結構持続させるのに努力がいるような場面が多いのですが、この本では本当に簡単にできることを示してくれています。ただやはり継続させるということであれば効果は出てくると思います。2015/12/02
青蓮
108
「考えること」が苦手なので何かヒントになればいいかなと思い手に取りました。本書は「考えること」を具体的にどうやったらいいかを解りやすく16章に分けて説いています。読んでいて目から鱗が落ちまくりでした。日頃から「具体的に考える」癖をつけていきたいし、様々な価値観に触れ、他者との「対話」の中で、自分の「思考」を深めていくことが非常に大事だなぁと痛感しました。そう言う部分でも、いかに「本を読むこと」が重要なのかも改めて感じました。これからも繰り返し読んでいきたい本です。2016/03/02
kinkin
89
<考え方>というものをひとつの「技}として身につけていこうというのが本書のテーマだ。全15篇に考え方のヒントが書かれている。ただ漠然と問題や悩み、アイデアを考えることは出来てもモヤモヤ感がつきまとう。そういった場合、問題を「解決」しようとするよりもまず「整理」するとよいそうだ。普段考える、考えたことをノートすることの重要性に気づいた。脈絡のない言葉や文章でも自分で書いたものは後から読み返したときに考える手がかりであり解決のヒントになることが多いのかもしれないなあ。図書館本2016/10/11
井月 奎(いづき けい)
40
多作な人ですが、その質の高さは並ではなく、また過去の作品の焼き直しや使い回しもしません。なぜここまで書く事が出来るのでしょう。熱意が無ければできることではありません。大学教授としての仕事も持っているのですから。目的はお金でしょうか、名誉でしょうか。違うと思います。教育者の使命として人を豊かにしたいのでしょう。噛み砕かれた文章は分かりやすいですが、その考えとアイデアは深遠です。この本は一読で済ませては勿体ありません。たっぷりと詰め込まれたヒントをじっくりと使っていきましょう。素晴らしい本で、著者です。2016/02/03
ひ ほ
31
考え方についてたくさん考えて飽和状態。この本の内容をインプットするだけに終わらず、いろんな場面において実践してアウトプットしないといけないと思いました。2016/05/20