角川文庫<br> 夏休みのサンタさん

個数:1
紙書籍版価格
¥565
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
夏休みのサンタさん

  • 著者名:井沢満【著者】
  • 価格 ¥462(本体¥420)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 100pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041747063

ファイル: /

内容説明

朝雄の母・きゑが、自分から「老人ホームに入る」と言い出した。一人で全ての手続きを済ませ、北海道の老人ホームを終の棲家に決めてしまったきゑ。朝雄は会社を10日間休み、友人から借りたキャンピングカーを運転して、東京から北海道まで母を送って行くことにした。母と息子、最初で最後の二人旅――のはずが、朝雄を「夏休み中のサンタさん」だと信じる6歳の家出少年・健太や、一攫千金を夢見るカップル・一歩と栗子が加わって、旅は妙な雲行きに……。人の絆の確かさを問う、心あたたまる長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともとも

10
ロードムービーを思わせるような、この場合ロードノベル?で、 いろいろな不安、闇を抱える登場人物たち、しかしこの旅で、 この旅でのふとした出会いで、人が生きていくうえで大切な ものを登場人物に与えてくれる。まるでサンタクロースのプレゼントの様に。 生きていると辛いこと、不安ばかりですが、そんな中で、他人の有難味や 大切さを痛感させられてしまいました。 いろいろと考えさえられながらも、私もそんな真夏のサンタクロースに、 生きていくために大切なことを与えてもらったかのような、気がしてしまいました。 2014/11/28

kinki

2
サンタクロース万歳!2012/01/10

くもりーな

1
べたなんだけど、こういうのに弱い。好き2007/10/11

なおぱんだ

0
ほんとに軽い気持ちで読める娯楽作品でした。何やら親子や家族の複雑な関係をテーマにした作品かと勘違いしてしまいますが、まるで漫画を読んでいるような軽いタッチの小説でした。欲を言えば、人々の動きや感情を言葉だけでコミカルに表現するだけではなく、人物像や動きがもっと丹念に描写されていれば、より面白く読めたと思います。私としては物足りない作品でしたが、小説というよりコミックとして読む作品だと思えばいいのかな。2013/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/51388
  • ご注意事項

最近チェックした商品