内容説明
「自由な性にこそ男女の平等がある」と考える信夫は、妻の真奈美、女友達の早紀と、情熱とセックスを共有する喜びを夢想していた。だが、旅先のポルトガルで真奈美は漁師と運命的に惹かれ合い、夫の元を去る。性に貪欲に生き始めた真奈美と、残された信夫と早紀。人生と快楽に翻弄される男女を描く恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
悠遠
5
なんだかいつもの坂東真砂子っぽくないなーと思ったら共作なのか。なんというかほの暗く漂う影のようなものがこの小説は薄かった。2020/07/08
チェス
3
なんか今ひとつ。図書館本。2019/06/14
goodchoice
3
当時としてはこの内容でも性を自由奔放に生き抜く女性という感じだったのだろうが、現在の状況から考えるとそれほどでもないと思われる。2018/09/22
安藤スミス
2
飛行機の中でやってるR15指定のフランス映画っぽい話
トマシーナ
2
登場人物の誰にも感情移入することの出来なかった作品。2018/08/30