内容説明
コンピューターがなくてもだまし絵が描けるって知ってましたか?
自分を追いかけてくる『リバースペクティブ』にも挑戦できる!
錯覚や錯視の研究者である筆者が、自分でだまし絵を描く際のポイントをまとめた解説書です。
実際に自分で挑戦できる練習問題も充実しています。
なぜだませるのか? 脳の仕組みからわかりやすく説明しているので、有名な『ふしぎ図形』だけでなく、自分だけのオリジナル作品にも挑戦できます。
また、特別編として、テレビやネットで大人気の錯視立体『リバースペクティブ』の作り方も収録!
自分の絵が自分を追いかけてくる不思議も味わえます。
目次
第1章 だまし絵の基本、それは巧みに隠すこと/第2章 カンタンで効果絶大「対比」と「同化」/第3章 衝撃!止まっているのに動いて見えるだまし絵/第4章 立体感を演出!グラデーションでだます
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KOBAYASHI
2
◎。だまし絵を通して脳の動きを知る。 脳は整合性をとる。脳は視覚感度(空間周波数)の中間を最も認識する。脳はオブジェクトと背景を別処理する。脳は隠れた部分を推測する。脳は対比によりモノの明るさ、角度、大きさ、コントラストを変える。脳は同化によりモノの角度、色彩を変える。脳は眼球運動による網膜像のブレを補正する。脳はモノの大きさは変わらないと認識する。脳は影の濃さと位置でモノの距離を判断する。脳はグラデーションで立体を認識する。脳は光は上方からと仮定する2014/10/22
月と星
2
★★見るのは楽しいですが、作るのは至難の業です。2010/03/25
月と星
0
★★★奥が深いから、何度も読みたくなります。2011/01/08
Jun Sato
0
これ面白い。解説だけじゃなく、自分でオリジナルのだまし絵を作るための練習になる。今年の夏、子どもと一緒に描こうかな。2019/07/03
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