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内容説明
ほぼ毎日、ナマの落語に接し続ける著者が、自らプロデュースする落語会に呼んだ、とびきり勢いのある人気落語家5人のインタビュー集。下積み時代のこと、師匠の話、ブレイクのきっかけや落語家としての苦しみと楽しみなど、次世代の名人候補たちが語る「落語家」としての人生。「落語とは何か?」に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
104
五人五様の落語に対する考え方。白鳥さんだけは落語を聞いたことがないが、三三さんとの「両極端の会」は気になっていたので、一度足を運ぼう。三年ほどのにわか落語好きで寄席で聴いたのは20回ほどだが、偉そうに感想を書くと、個人的に咄がおもしろいって思う咄家さんへのインタビューはじっくりと読めた。その人の落語への姿勢が落後に出る。一之輔さんの落後には彼のどこか飄々として柔らかい生き方が出ている。そして、三三さんの真面目さ厳しさは、彼の噺の凄味になっている。毎回、しっかりと彼の噺を聴きたいと思った。2016/02/21
ぐっちー
36
にわかに落語がマイブーム。気になる噺家さんたちがそろい踏みした、インタビュー集。みんな入門したきっかけやスタンスはバラバラだし、軽い口調でお話しされているけれど、どなたも落語に対する熱量が凄い。実はこの5人の中で生で聞いたことあるのはまだ三三さんだけ。他の方のは録音で。それも面白いけど、ライブには敵わないな、と思った。落語聞きたい!1つのネタをブラッシュアップしていく課程にお客さんの存在は欠かせないわけで、生でなくてはその一体感は味わえないなぁ。2017/02/21
Matoka
23
5人とも大好きな落語家さん。白鳥さんってこんなにひたむきに努力する人だったのか。あー落語聞きたいっ!2016/07/04
ひろ☆
16
5人に掘り下げているので、今までの著作より、硬い感じを受けた。2016/01/07
またおやぢ
10
声色の使い分けのみで人の業や情を現し、さり気ない仕草で人の色気や意志の強さ脆さを表現する。演者は一人。舞台には座布団一枚が基本。あっても見台に小拍子と膝隠。極限までに簡素化された舞台設定にも関わらず、その舞台に街並みや自然の風景が見えてくるから不思議だ。夢うつつの空間にいつの間にやら引きずりこまれた聴き手は、心を揺さぶられ我知らず笑いそして泣く。演者と観客の同調により練り上げられる話芸...それが落語。人間の業と多様性を肯定する落語を聴くようになり、深い処で人間が好きになったことを再認識するそんな一冊。2016/06/18
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