内容説明
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本書は、日経SYSTEMSに掲載したプロジェクトマネジメントに関する10年分の特集記事の中から、選りすぐりの9本をピックアップした1冊です。序章では、本物のプロジェクトマネジャーと呼べる七つの条件を示し、第1章では失敗プロジェクトのメカニズムを分析。続く第2章から第5章までは、プロジェクトマネジメント体系の「PMBOK(Project Management Body Of Knowlede)」の知識エリアに沿って、教科書には書いていない現場の実践ノウハウを取り上げています。
第6章から第8章までは、プロジェクトで特に重要な定量化について深堀りしました。第6章では見える化の限界を突破する測る化をテーマに、第7章では規模・工数・コストを見積もるテクニック、締めくくりの第8章ではプロジェクトを見通すための作業計画であるWBS(Work Breakdown Structure)の作成技術を詳しく紹介しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HALI_HALI
3
ITベンダーの視点に立ったプロジェクト・マネージャーに必要な能力を綴った本者。物事の管理や取り進めに迷った時に読むと良い。限られた時間や人材を用いて最善の成果物を産み出す要諦が述べられている。実務上の細かなスキルやフレームワークがいくつか紹介されていた。サラッと読んで気になる点は他書で深掘りするのが良い。2019/06/25
mkt
2
プロマネに必要な7つの条件と、その具体的内容について書かれている本。①仕事の面白さを味わう②「ハード」「ソフト」の両スキルを知る③ソフトスキルを身につける④WBSを使いこなす⑤スケジュール表を作る⑥リスクマネジメント⑦役割、タイプを押さえる。 どれも大事な要素なのでひとつずつ身につけていくこととする。 20200621読了 177ページ 25分 2020/06/21
H2O_HoriHori
1
プロジェクトマネイジメント(PM)初心者にはショック療法的な一冊。実際に作業しないPMという仕事の奥深さがわかる。昨今、IT業界だけでなくいろんな業界でこういうPM手法が使われ始めている。作業する側の人間も知っていて損はないと思う。 何よりプログラマよりもPMの方が稼ぎが良い。
Book_Meyer
0
WBSの作成、リスク管理を行う上で参考にした。 ITシステムのプロジェクトマネージャー向けの実践書 ある程度の知識があればとても役に立つ。逆にいうと知識がある前提なので、入門書ではない。2019/08/18
Eiki184
0
そう遠くないうちに会社で小さなプロジェクトのリーダーをするかもしれないので読んでみた。 本書では、登場する方が「作業を進めるのに工夫が大切」ということを言っている。 似たようなことを以前在籍したプロジェクトのリーダーも言っていたし、工夫して成果を出すということを意識していきたいと思う。2018/07/08