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内容説明
じつは日本人は塩漬けだ。もともと和食が塩分過多なうえ、現代人が好む加工食品や調理済み製品、さらに無添加をうたう食品にまで、想像以上に塩が使われている。2015年に厚生労働省は一日の塩分摂取量の目標値を男性で9g未満から8g未満へ下げたが、それでもWHO(世界保健機関)が定める5g未満よりかなり多い。高血圧、動脈硬化、糖尿病、運動器(ロコモティブ)障害(シンドローム)のほか、脳出血、心筋梗塞、がんなど命に直結する深刻な病まで、すべて塩分のせいといって過言でない。このままでは「突然死」「寝たきり」「要介護」へまっしぐら! 食を見直し、老後を元気で暮らすために必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mint☆
71
この本は塩分について、を中心にマクロビ、地産地消、食育についてなど、食に関わる事が書いてあります。ラーメンのスープを残す、醤油をかけ過ぎない、なんてことじゃダメみたいです。見えない塩に注意です。外食、中食がメインの方は特に注意です。塩分は何故体に悪いのか、ここでは書ききれませんが、腎臓は一度機能が落ちると二度と良くなることはないということ。健康の為には糖質や脂質なども気をつけないと、ですよね?何食べていいかだんだんわからなくなります。でも「私の体は私が食べたもので作られている。」んです。2019/07/31
どら母 学校図書館を考える
14
生活を大反省です。2019/06/22
さとむ
14
体によくないとは認識しつつも、摂取量のコントロールは本当に難しい。著者は自分で料理することの大切さを説くけど、毎食が外食か惣菜の身にはなかなか・・・。でもやっぱり腎臓に対する負荷は小さくしないと。昨年から実践している糖質制限に加えて、塩分コントロールも意識するしかないなあー。2016/02/07
Humbaba
13
自分で調理すれば何が入っているかは明確になるが、出来合いのものを食べているとそれがわからなくなる。自分で実際に作ってみることで、同じ味をだすためにどれだけの調味料が入っているのかを実感する。そのようなものを食べるのが必ずしも悪いわけではないが、続けていては健康を害してしまうことは認識するべきであろう。2016/04/02
Humbaba
11
自分がどれだけ塩分を摂取しているかというのは、意外とわからない事が多い。料理を全て手作りすればわかるが、それができるような生活をしている人は殆どいない。外食の味付けはどうしても濃い目になるので、ずっと外食に頼り続けるのは避けたほうが無難である。2017/02/02