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内容説明
開成、筑波大付属駒場、灘、麻布など進学校の中学受験塾として圧倒的なシェアを誇る「サピックス小学部」。そして、その名門校の合格者だけが入塾を許される、秘密結社のような塾「鉄緑会」。なんと東大理IIIの合格者の6割以上が鉄緑会出身だという。いまや、この二つの塾がこの国の“頭脳”を育てていると言っても過言ではない。本書では、出身者の体験談や元講師の証言を元に、サピックス一人勝ちの理由と、鉄緑会の秘密を徹底的に解剖。学歴社会ならぬ「塾歴社会」がもたらす、その光と闇を詳らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
90
本棚整理目的。2016年初版。子どもの中学受験の際にサピックスを知り、開成・筑波大学附属駒場・灘・麻布など進学校に圧倒的なシェアがあるのに興味が湧き読んだ。そして更に「鉄緑会」の存在を知り、驚愕した。東大医学部の合格者の6割を占め、上記の名門中学在学生しか入塾を認められないという。中学受験してすぐに鉄緑会に入り、勉強ばかりして東大医学部に入るのは、それも一つの才能なのでしょうが、違和感が拭えない。そこに光と闇を感じさせる書。最後に鉄緑会出身東大医学部現役生との座談会が載っていて、興味深く読んだ。2022/07/18
AICHAN
66
図書館本。進学中学校の受験塾として圧倒的なシェアを誇るのは「サピックス小学部」という塾。そして、名門校の合格者だけが入塾を許される大学受験塾が「鉄緑会」という塾。東大理Ⅲの合格者の実に6割以上がこの「鉄緑会」出身だ。その実態に迫る。「鉄緑会」のカリキュラムは、通常の高校生がついていくのが困難なほど凄まじい。しかし受験作戦の立案もしてくれるので、受験生としては大量の課題をこなす処理能力と忍耐力だけを磨けばよい。その結果、東大に合格する学生たちの脳みそはどんな具合になってしまうのか? ちょっと怖い。2018/06/05
hatayan
52
東大に上位で合格することを目的とした進学塾「サピックス」「鉄緑会」を取材したルポ。進学校の上位生徒は塾で中3までに高校の履修内容を終え、高校3年間は受験対策に専念。謙虚で向上心が強く、学校と塾で次元の異なる教育を受けた生徒はまさに「鬼に金棒」。それだけに競争も激しく、塾に通う生徒をサポートするための塾さえ存在するとします。著者は、優秀な生徒が最短距離で勝ち組に乗ることの功罪を懸念しつつ、進学塾は必ずしも万人向けではなく、学力が高く素質のある生徒がさらに高みを目指すための場所として存在しているとまとめます。2020/07/29
おかむら
50
地方に住んでて受験期の子どももいないので、まーったく知らない首都圏のエリート育成塾のルポを興味深く読みました。へえ! 勉強の出来すぎる子どもだちはこんな生活してんだー。でも将来の日本をお任せする最高学歴の方々がみんな同じ塾出身ってなんかやだなー。巻末の、鉄緑会出身現役東大医学部覆面座談会(長い)が面白い。超エリートの発言がナチュラルにイヤミ。この人たちはたぶん三流私大出の非正規とか底辺校をドロップアウトとかの人のことなんか見えてないんだろなー。パンがなければお菓子を食べればいいのに的な?2016/04/09
いたろう
49
筑駒、開成という日本のトップ中高一貫校に圧倒的多数の合格者を出す塾、サピックス、東大理Ⅲ合格者の6割を占める鉄緑会。小学校でサピックスに通い、超進学校で東大専門の鉄緑会に通う黄金ルート。東大に何十人、百何十人受かるような学校で、授業中に鉄緑会の宿題をしている風景が常態化しているといい、一方で、塾の宿題に追われ、生気を失っている生徒も少なからず存在するという。ごく一部の超絶優秀な生徒、自分から望む生徒はいいが、東大でなければダメだと親に無理をさせられる「普通に」優秀な生徒は可哀想。2016/11/13
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