内容説明
豊富な写真で眺めているだけでも楽しい! 今すぐ旅に出たくなる! 40年かけて、約430もある日本の有人島をすべて訪れた「日本の島の第一人者」の著者が、とっておきの「島旅」へご案内。北海道礼文島で、エーデルワイスを見ながら、林道を散歩。香川県塩飽本島で、江戸末期から明治初期の建物が連なる路地を歩き歴史に思いを馳せる。山口県蓋井島では、6年ごとに行われる「山の神神事」の荘厳さにふれる。岡山県犬島では、古色をたたえた廃墟を訪ね歩く。のんびりとした島時間に身をゆだねながら、自然とたわむれたり、行事や伝統文化にふれたり、海の幸、山の幸などとれたての味に舌鼓を打ったり……、「島旅」の魅力にあふれた一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sosking
5
旅で訪れることのできる島を紹介しています。お金と時間があれば、訪れたいものです。2020/07/04
てつJapan
4
だいたい各島1~2ページ、写真と文書量がちょうどいいバランスと思います。2015/03/26
Hiroki Nishizumi
4
サフォーク種の焼尻島、フリージアの八丈島、エンジェルロードの小豆島、檀一雄が住んでた能古島、キツネ踊りの姫島、港が茶褐色に染まる硫黄島、聖地久高島、、、行きたい島が満載だ。ただ写真家の本にしては掲載写真がちょっと・・・2014/09/04
在我壷中
2
『島』を故郷にする私には本棚へ見つけて直ぐに手にした・・・故郷の情報は常に届くものの、こうして情報誌?へ観るとどうしても気になる・・・半開きの紹介へ物足りない!情報?説明不足?と不満足・・・にも眺めるのでした。先月帰郷した知人への報告を受けたばかりの私でしたが、地元故郷の紹介へ、未だあんな事こんな事・・・と、故郷を思いだしながら他の島々をも、海は勿論、山在り川在り島国日本そのものの私の故郷。四季折々『旬』の食材までも想いながら、北から南まで・・・『美しきかな故郷』『遙かなる故郷』・・・日本!2014/06/23
A.KI.
1
日本の有人島は430くらいというなか、100くらい取り上げているので、ここまでできるのはなかなかないだろうと。島好きは一読の価値あり。ただどうしても一島あたりの紹介量は限られてしまうが…。北海道、日本海側、太平洋側、瀬戸内、九州、そして奄美・沖縄とエリアによってやはり特色は違ってくるもので、それぞれに風情や個性があり、そうしたものをなんとなく感じながらページをめくる。筆者は40年かけて全有人島踏破したそうだが、自分はいったい生涯でいくつ行かれるだろう。2018/08/19