内容説明
相手のちょっとした一言に、すぐに不機嫌になったり、イライラしたり、ちょっとした失敗に凹んだり、投げ出したりでは、仕事も人間関係もうまくいかないでしょう。不機嫌にならないためには、受け取り方を変える、気持ちを切り替えるなどのコツを身につけることが大切です。本書では、そのコツをテレビ・ラジオ出演、雑誌・単行本の執筆など幅広く活動している精神科医の和田秀樹氏が、心理学、心理療法、脳科学などから考え、どのような考え方をすべきか、どう行動すべきか、わかりやすく解説します。この一冊でいつも機嫌のいい人に変わるでしょう! ○本書の目次より 何かに打ち込むとイライラを忘れる/大事に悩めば些事は忘れる/嫌なことを言う人は相手にしない/自分が勝てそうにない競争からは離脱する/「人は人、自分は自分」と割り切る/「いい人」をやめるとラクになる/楽しそうな場に行くだけで「笑顔」になれる……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みち
27
読んだからといって、不機嫌ゼロの人間にはなれないと思う。でも、他人のことや過去のことでいつまでも悩んでイライラ不機嫌になってしまうのは何だか時間がもったいないような気もしてきた。反省するのといつまでもくよくよするのとは違う。気持ちの切り替えを早くし、笑顔でいる時間を増やして、少しでも不機嫌になる回数を減らしたいと思った。2016/02/26
ふくろう
15
変えられないものでは悩まない。2016/05/01
りちゃあど
14
年を重ねると感情コントロール能力が高くなって人格的に丸くなる人もいれば、加齢により前頭葉が縮んだり、更年期の影響によりその能力が低下する場合もある。自分も「キレる老人」になる可能性があるということを頭に入れておかないとだな。長年不愉快な顔をしていると、不愉快ジワのクセが出来てしまいボトックス治療をしてもほとんど効果がなく、笑顔が多かった人がボトックスをすると、笑顔のシワは残りやすく他のシワは減るため、若返って一層笑顔が映えるようになるという話はなんだか納得。たくさん笑って上機嫌に生きていこう。2017/07/24
虹
3
近年はネット(SNSも含む)が原因が多いらしい。確かに。依存系のモノで気分を変えるのはかえってだめ、楽しいところに行く等 アイディアいろいろ。てっとりばやくは体を動かすのが切り替えには一番よさそう。2017/03/10
Qashqai
2
些細なことで不機嫌になる自分にとって非常にためになる本でした。2016/05/21