内容説明
言わずと知れた橋元流物理の著者が,たのしい物理の世界をナビゲート。すきま時間で手軽に読むだけで,高校物理の全体像が見えてしまう。ページを開けばもう物理の世界に夢中。初めて物理を学ぶ高校生,ちょっと興味のある大人に最適。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニゴディー
1
「マンガでわかる」や「ゼロからわかる」的なものは色々あるけど、最初だけ頑張って説明してるんだけど進むにつれて投げやりになるものが多い。(マンガでわかりやすく説明するはずなのに結局は文章で教科書的な説明をするだけだったり)。この本も基本的には同じ。力学の序盤は丁寧に書いてるけど進むにつれてイラストでごまかしてるだけでどんどん不親切に。ページ数を考えると仕方ないんだろうけど、もう少し頑張ってもらいたかった。公式をイメージで理解するべきってのはその通りだとは思う。2019/03/06
davi
1
「2時間で読めてマルっとわかる」本を一週間ほどかけて読破。 物理に限らず高校の教科は自分で考える必要があるんだけどどうしても受け身にならざるをえないんだろうなぁ。「高校物理」を知ってるつもりだったヒトが読むのが最も効用があるような気がした。2017/08/31
伊勢芳行
1
受験の時に勉強して以来だったので、思い出すつもりで読みました。運動くらいは覚えてましたが他はさっぱりですね。2017/07/10
チクタクマン
1
最初の力学までは何とかついて行けたが、熱や波、電磁気は理解しづらい部分があって難しかった(特に電磁気)。そして、最後の哲学的な話はほとんどチンプンカンプン。物理に馴染みのない自分にとっては、見た目の可愛らしい表紙に反してハードな内容だった。それでも、物理の面白さの一端には触触れられたと思うので、この本を是非「物理やみつき派」になるきっかけにしたい。2015/11/20
まつけん
0
物理は楽しい! 面白い! という筆者の気持ちが伝わってきます。各分野の肝が具体的かつ簡潔に説明されていて、短時間で楽しく読めます。次元(単位)の確認も丁寧にやってくれています。物理に興味を持つや入門者に薦めたい1冊です。2017/10/19