内容説明
東京裁判から、中国、韓国、靖国問題まで――。
左派から保守派へ大転換した元・日本共産党NO.4である著者が、
「日本共産党」を軸に近現代史をひもとく。
【プロフィール】
筆坂秀世(ふでさか ひでよ)
1948年、兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。
18歳で日本共産党に入党、25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。
国会議員秘書を経て参議院議員に当選。
共産党ナンバー4の政策委員長を務めるとともに、党屈指の論客として活躍。
2003年に議員辞職。05年に離党後、政治評論家として活動。
主な著書に『日本共産党』(新潮新書)、『論戦力』(祥伝社新書)など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
20
憲法第九条を守れと声高に訴える日共。しかし、かつて同党は、戦争を内乱に転化し、共産革命を成功させることが最終目標だった。また、憲法制定時、自衛による戦争を認めるべきだと主張し、第九条に「唯一」反対したのも同党である。この方針を総括することもなく、平和平和と言われても、冗談だろうと笑うばかりである。2019/08/22
BLACK無糖好き
20
著者は日本共産党を離党して保守派に転向してから、水を得た魚のように精力的に言論活動に励んでいる印象がある。本書でも日本共産党が自らの主張を都合よく変更してきた実態をこと細かく立証していて、ある意味面白く読める面もあるが、このパターンの賞味期限も気になる所。これからの時代に向けて日本共産党にどういう姿勢が求められるのか?内部にいた人間ならではの突っ込んだ提言も期待したい。日本共産党がいまだに破防法の調査対象になっている件には特に触れてなかったようですね(^_^;)。 2016/07/26
matsu04
20
これは面白い。筆坂氏の日本共産党批判は誇張でも何でもなく、事実その通りなのだと思う。これに対し、同党側はたぶん全く反論できず、無視を決め込むか、氏を頭のイカれた奴呼ばわりするしかないであろう。2015/06/15
たまきら
19
読み友さんから。共産党から最右翼へ、そしてまた共産党へ…と揺れる人は多いです(逆も然り)。国を愛し、ある意味理想郷を信じている人たちなんだろうな…と思います。そういう人たちを現実に知っているので、この著者はまさに冷静そのもの、と感じました。悲しいかなユートピアでしかない共産主義の理念と資本主義国家で(あ、民主主義も付け加えますか)意見を通すための現実をきちんと見据えれば、こういう言葉も出るでしょう。個人的にはまったく批判本とは感じませんでした。愛しているからこそ言わずにいられなかったんだろうなあ。2016/06/23
軍縮地球市民shinshin
18
日本共産党というと、最近は「確かな野党」とかいうキャッチフレーズで、あぁこの党は政権を取る気がしないんだな、と思っている。今は護憲政党になっているが、日本国憲法の審議では唯一9条に反対した政党である。それが世の中の変転によってコロコロ主張を変えて、今ではなんと「天皇制」は容認らしいのである。共産党は天皇制打倒!共和制施行!を全面に押し出して選挙をするべきである。もともとそういう政党ではないか。自民党が安倍さんで、結党時の党是である改憲を主張しているのだから、共産党も本来の主義を主張すべきだ。2015/06/15




