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内容説明
一九九七年、スペインのさびれた地方都市ビルバオに世界的に有名な建築家フランク・ゲーリー設計のビルバオ・グッゲンハイム美術館が誕生しました。その集客は最初の3年間で400万人、収益約5億ユーロ!しかしこの美術館は存続の危機に陥った老舗名門美術館による起死回生の挑戦でした。美術品の保存と研究を旨とする美術館に、今、商業化とグローバル化の波が押し寄せています。新しく変わりつつある文化の殿堂で何が起きているのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
91
なにより惜しいって貴方、写真がないことです。せっかくの熱い美文も裏付けがほしいぢゃありませんか。なるほど...と字面を追い続けると社会人は、疲れてもきます。そこいくと、好事家以外興味のないピアノ国際コンクールを題材として音も聞こえぬのに、あれだけの長編を飽きさせなかったアノ小説は改めてすげぇと思います。2017/04/19
佐島楓
61
題名通りの内容で、著者のやわらかい語り口もあってとてもよかった。美術館に足を運べば美術品が見られるのがふつうだと思っていたけれど、学芸員さんのこれだけの御苦労があることを忘れてはいけないと思い知った。学芸員を志望するかた、美術館がお好きなかた、みなさまにおすすめします。2016/03/04
おいしゃん
42
ありそうでなかなかない、現役美術館館長による、美術館の裏話。展示会をやるにあたっての、テーマ決めや輸送、集客方法などなど、どのテーマも興味深かった。2018/03/23
わんこのしっぽ
40
三菱第一美術館館長の今まで手掛けてきた展覧会のエピソードを通して日本の美術館の舞台裏を解説されています。興味深い話の数々、国立西洋美術館で開催されたラトゥール展の企画をされていた方だったのかと初めて知った^^;確かに地味な展覧会でしたが今でも印象に残ってる。そう言えば三菱第一美術館の学芸員の方に熱く語る方がいたな~と思い出し熱い方の下にはやっぱり同じ思いの方が惹きつけられるのかな。規模の小さい美術館でも企画力で見せ方を魅せ方に変えていけるのね。2016/02/14
リキヨシオ
38
「若冲展」「カラヴァッジョ展」を通して美術鑑賞にハマりつつある自分にとって美術館の裏側を知る事ができてよかった。明治時代まで「美術」という概念がなかった日本は欧州に比べて美術後進国。その影響で美術館とメディアの連携による日本独特の展覧会スタイルが完成した一方で展覧会の商業化も進んでいる。展覧会を企画するキュレーターには社交力と営業力も必要になってくる。1つの展覧会を開催するまでには莫大な時間と費用を要して1つの作品を展示するまでに様々な工夫が詰まっている。この内容を噛みしめて様々な美術館を堪能したい!2016/07/05
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