内容説明
ラグビー日本代表メンタルコーチとして、ワールドカップの快進撃を支えた筆者の初著作。五郎丸のあのポーズは、どうして生まれたのか。何の意味があるのか。二人三脚で「ルーティン」を作りあげた筆者だから書ける秘話がいっぱい。最新のスポーツ心理学から導き出された「メンタルの鍛え方」は、アスリートはもちろん、一般社会で働く人にもきっと役立つだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
43
一流のアスリートは。。。というイメージを持たれがちではあるが、実際は、そうではなく、そこに近づけるような基礎的はトレーニングを繰り返している。それで、自分の身体に、心に覚えこませるという点には、納得感がある。そのために、自分を知り、人の意見を取り入れ、地道な努力を繰り返す。もちろん、持って生まれた要素もある。しかし、それだけで勝ち残れることはない。そんなことを感じたし、これは、日ごろの営みの中でも生かせる視点だと思った。行きつ戻りつ。少しずつ。2017/06/23
hiromi go!
21
荒木香織さん、トークショーに参加して、サインをもらい、握手してもらいました。めちゃくちゃ素敵な方です。その背景が無くとも、この本きっとグイグイ惹き込まれます。2016/04/01
anco
19
自信がある人になる方法①自信があるようにふるまう、②セルフトーク、③繰り返し練習する。目標に追われてやりすぎない、大切なのは掲げた目標を達成すること、目標に向かって行動を「維持・変化・停止」させるのも大切なスキル、目標達成へのプロセスはひとつではない。チョーキングは起こるものと想定して準備しておく。①プレッシャーを受け入れる、②その中で意思決定する経験を積む、③不安のレベルを下げる方法を身に付ける。「リアクト、リラックス、リセット」、原因に自分で気づき確認、なにをすればリラックスできるか理解しておく。2016/09/20
ヨシノリ
18
ラグビーW杯を見て、ようやく読みはじめた。スポーツメンタルについて、科学的にどうアプローチしていったのか興味があった。自分でコントロールできない、変えられないことに対して、気を揉んでも解決しない。自分がコントロールできることをやるだけ。「心の鍛え方」以前にこれでもかと練習と準備をしっかりしておくことが前提であることがわかった。2019/11/24
小木ハム
17
著者は五郎丸ルーティンの生みの親、前ラグビー日本代表メンタルコーチを務めたお方。反復練習や体づくりなど長いスパンで取り組むことには計算が必要だが、スポーツの試合などの短期決戦では「今、ここ」にのみスポットライトをあてぶつかる方がメンタルは安定する。計算が働くと「ミスしたらどうしよう」という意識にワーキングメモリが沢山割かれてしまい、他の動作にまわす分が不足してチョーキング(息詰まり)してしまう。プレ・パフォーマンスルーティンは「ルーティンがきちんと守られているか」に意識を集中させるため余念は生まれない。2024/03/19
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