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内容説明
2020年大学入試改革のすべて。東大京大早慶大、医学部の入試問題はどうなるか? 必要な学力、求められる人材とは?「アクティブ・ラーニング」という学びの重要性。リベラルアーツ(教養)は必須。英語はどう学ぶか?歴史と化学が合体する!? 数学が一番変わる。「開成」はそれでも一番であり続けるか?文科省が示す「国語」「数学」「英語」予想例題ほか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
93
[2016年] 少なくとも2002年以降に生まれた子どもたちは、この新しい制度の大学入試(現行のセンター試験が廃止され、それに代わって高校2年時に「高等学校基礎学力テスト」が行われ、3年時に「大学入学者希望学力評価テスト」、その後各大学個別の独自入試が行われる)で合格を目指すことになる。暗記一辺倒の「知識」の多寡で競う偏差値至上主義に終わりを告げ、「思索」を問われる入試制度に移行する。受験生や親御さんは勿論のこと、現場の先生方も今までの教育方法では通用しないであろう(施行1年目は目を離せない)。2016/06/05
gonta19
92
2017/2/4 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。 2017/2/12〜2/16 世間を賑わし、かつ、不安に陥れている大学入試改革の新しい姿を高校サイドから分析、さらに実践をされている先生の力作。本書にも出てくる、 「モヤ」っとした不安が実に明快になる。しかし、出題されるであろう問題の例「火星人に人間をどう説明しますか?」(ケンブリッジ大学の口頭試問)など、作題はある意味簡単だろうが、受験生以上に採点者の能力が問われそうな感じだ。いずれにせよ、色んな意味で日本も変わらないといかんのだろうな。2017/02/16
katsubek
31
仕事で出かけたセミナーに感化されて読んだ。アクティブ・ラーニングという流行り言葉が、どのようなものであり、どう扱ってゆくべきものであるのかを考える方向性を見出せるかも知れない。ただ、国語教育の行く末を考えるとき、暗澹たる思いになることもまた、確かであり、未来と繋がることと同程度に、過去と繋がることもまた、大切であるはずだと考えるのだが。ともあれ、教育に携わる方々、ご一読あれ。2016/07/20
なると
28
正解のない問題に挑むわけだけど、それを教える先生達のレベルに差がつくだろうなと。こういう変化に真摯に研究、努力してくれる先生の元に子を預けたい。親は選ぶ学校を見極める必要有り[メモ]高2「高等学校基礎学力テスト」3年「大学入学希望者学力評価テスト」その後各大学個別の独自入試。グローバルな問題を自分だったらどう解決するかを問われる。英語力だけでなく、英語で思考するレベルまで。「わからないことへの耐性」が必要であると同時に、与えられた正解がひとつでない問題に対し新たな問いをぶつけられるかどうかまで必要となる。2018/02/05
としP
24
「大学合格までの人」ではなく「世界レベルで活躍できる人」を育てる入試改革。言うまでもなく、昭和以前の重化学工業で国際競争を勝ち抜けていける時代ではないので、ソフトパワーを強化していかなくてはならない。その源泉は、やはり「人」である。その「人」を育成するのが「教育」である。その入口にあるのが「入試」である。今までの知識偏重型ではなく、思考力・表現力 ・想像力が試される試験に変わる。例えば「人工知能と人間の本質的な違いとは何か論じなさい。」2017/06/30
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