内容説明
シンプルな心になれば、すべてが贅沢になる――。日本に「シンプルな生き方」を広めたフランス人著者が、自らの真に贅沢な暮らし方をとおし、シンプルな発想法を教えてくれます。1日+1日+1日……が私たちの「人生」になります。上質な日々が上質な人生になるのです。だから本書には、ただものを減らす技でなく、上質なものを選ぶ楽しみからエレガンスや感性の磨き方まで「幸せの秘訣」が満載です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
89
ドミニック・ローホーさんの本を初めて読みました。ベストセラーの『シンプルな生き方』はずっと気になっていながらも手にしなかったので、もう読まないかと思っていたんですよね。そうしたら、新刊のこの本はすぐに手にして購入してしまいました。さすが、長年シンプルライフ、ミニマムな暮らしをしているだけあって言葉のひとつひとつが奥が深いですね。単純にモノえ減らすミニマムライフだけではなく、お金の使い方、時間の使い方、人間関係の持ち方などなど…。人生におけるシンプルでかつ贅沢な方法を教えてくれます。2017/01/13
そら
69
著名人の言葉を引用し、真の贅沢(幸せ)とは?をシンプルに追及する一冊。豊かさとは、物質的なこととは限らない。心が豊かであるために、人と比べないことや、たくさんの物を持ちすぎないこと。選択するための時間や労力は心を消耗していく。上質でわずかな物は生活にゆとりを持たせ、心に余裕が出来ていく。人や場所に囚われない。心の贅沢を楽しむ。まずは流行りの手頃なものをあれこれ買い揃えるのは止めよう。幸せの基準は自分が決める。そろそろ、誰かの意見に傷付くことは終わりにしたい。2021/10/05
ナミのママ
56
ドミニックさんの本は何冊か読んでいます。シンプル=物を持たない、でないところが好きです。身の回りのものは、「人となり」を表していると思います。子供が小さいうちは自分の気に入ったものだけを置くことは難しいですが、年齢と共に不要なモノは手放し、使い勝手の良い、良質なモノに囲まれて暮らしていきたいと思います。物質だけでなく、者も・・・。2016/06/24
けんとまん1007
47
本当の贅沢とは何か・・・を考えた。人はどうしても、モノへ執着してしまうことが多い。それは、モノのしもべとなってしまいかねない。もちろん、モノは必要ではあるが、そこを見直すことから始める。コト。モノよりコト。時間。そんな視点を持つことが、どれだけこころ豊になれることだろうとも思うが、なかなかそこに行きつけない。毎日見ている風景も、毎日、違っている。そこに気づくかどうか。いろんなことを考えたが、ぼ~~っとする時間もいいな。2016/11/29
baboocon
31
ドミニック・ローホーさんの著書は何年か前にはまって以来、久しぶりに新刊の本書を読んだ。まず目を引かれたのがシックな黒とオフホワイトの地味ながら美しい装幀。本の内容にもマッチしていて、とても素敵だ。上質さは必ずしも高価なものではない。シンプルの中に贅沢があるというのは著者に限った主張ではないけれど、それが嫌みではなくしっくり来る落ち着いた文章だった。2016/02/29