角川文庫<br> 美男の血

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角川文庫
美男の血

  • 著者名:東芙美子【著者】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
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  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041038826

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内容説明

梨園の名門に生まれた兄弟・蛍一郎と京二郎のふたり、女形として大成することを宿命づけられた美少年、そして、梨園の御曹司にして、天才肌の風雲児。四人の男が愛と葛藤の果てに掴んだものとは? 一気読み必至、めくるめく歌舞伎大河ロマン!

※本書は二〇〇五年三月に刊行された『花に舞う鬼』(文藝春秋刊)を改題、大幅加筆修正の上、文庫化したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haru

34
【辛口レビュー注意】まるで昼ドラか女性週刊誌のような印象。どろどろのベタベタのヨロヨロ?(笑)野次馬根性を満足させてくれるような内容でそれなりに面白く読めましたが、歌舞伎を楽しめると思って手に取ったので、落胆も大きかった。終止、中身がなくて下らないな~と思いながらの読了でした。私オリジナルジャンルの「新幹線小説」(それなりに楽しめたけど、旅先に置いて帰れる本。「フライト小説」よりちょっと下版。)に入るこの本のお値段¥920は、通勤の暇時間を潰せたので安いのか、手元に置く気の起きない本に対して高いのか…。2016/03/12

miku

29
歌舞伎役者ってどこまで狂ってるんだか。芸狂いならぬゲイ狂いなのか、女狂いなのか。あまりにも衝撃的な修羅場だらけで、もうそこらのドラマや小説じゃ歯が立たない。梨園が特殊な世界にしても、一般的な感覚は通用しなさすぎる。あまりにも血で血を洗うような執念と修羅場。これは好き嫌いがはっきりわかれそうだ。2016/03/14

むつこ

17
「梨園の娘」の前の時代のお話は「花に舞う鬼」という題名を変えて「美男の血」にした文庫版。BL小説ってほとんど読まないせいか正直ウンザリ。いつまでたっても誰が主人公かわからなかったが題名をかえたことで読了後がまるっきり変化する展開に呻ってしまった面白さに小説ってやっぱりいい。2017/10/25

Norico

14
濃厚でドロドロで、イメージ通りの歌舞伎の世界って感じ。天才が周りに与える影響は大きいんだろうなぁ。全員が蛍一郎に愛されたがってる。梨園の娘というお話もあるみたいなので、そちらも読んでみよう。2021/11/25

けい

13
面白かった〜。梨園の娘は読んでたんだけど、コレがその前段の花に舞う鬼の改題だと知らずに購入。花に舞う鬼は積読中。大幅加筆修正してるみたいだから、そっちも読まなきゃ。2016/03/17

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