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内容説明
戦後70年続いた「農業弱体化政策」を大転換すれば、企業的な農家を中心に高い潜在能力を発揮し、世界との競争に打ち勝ち、発展していける。世界の大学、シンクタンクから注目を集める農政改革のオピニオンリーダーが、日本農業の潜在力に着目し、グローバル化、少子高齢化が進むなかでの日本農業の可能性を徹底して追究した本格的日本農業論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
28
日本農業の真価は森林と水田(35頁~)。柳田國男は農水省法学士第1号(41頁)。中山間地域では鮮明な色の花の生産も行われている。高収益を上げられるワサビは、標高が高くて冷涼な中山間地域に向いている。ポテトチップス用のイモも同様なようだ(53頁)。条件不利を不利と思考停止せず、最適な作目を選択してコメ以外にも目を向けることの大切さを教えている。中山間の製品差別化、高付加価値化の道(54頁)は大いに研究の余地がある。少子高齢化のネガを跳ね除けるアイデア農業が未来を創ると思う。 2015/07/30
muu
8
農林族議員、農林水産省、農協の「農政トライアングル」。その三つの柱である高米価、農地、農協の問題はかなり深刻で、今までどれだけ日本の農業を蝕んできたか理解することが出来た。農政の様々な目くらましに会ってきた消費者は、改めて日本の食料問題、またTPP問題に対して考えるべきである。もはや、農協は農家の為にあるのではなく、自分達の地位を守るために減反や農地、TPP反対運動に取り組んできたのである。考えても見れば、減反で高米価を保ち、海外の農産物に関税を課すことは、消費者にとってなんのメリットもないのである。2015/12/20
saru
4
無茶なことを時折主張している2015/08/12
Junichi Wada
3
日本の農業が世界に比して規模は小さいながらも単収の高さからカバーする事ができる。しかし、そこには強力な妨害者農協組織があるという主張。確かに鋭い指摘もあるが、農協や関連団体への批判ありきのようでならない。数字の使い方もうまい。読み手のリテラシーも必要な一冊か。2020/09/29
農&iot
1
農協批判がメインだが、ゾーニング制度など視野が広がった。過去には、タケノコ生活など農家の力がある状況。2018/01/07
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