- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
「どうぶつびょういん」といっても、動物のための病院ではありません。動物園のとなりにある、動物のお医者さんが子どもたちの病気を治したり、心の悩みを解決してくれる病院なのです。野菜がきらいで顔色が悪い女の子は、ブタさんの家族がお医者さんになって、野菜をおいしく食べる方法を教えます。セロリもピーマンもおいしそうに食べるブタさん家族につられて野菜を食べてみたら、お母さんが一生懸命に料理してくれたので、どれもとってもおいしいことに気づき、何でも食べられるようになり、女の子は元気になりました。授業がつまらなかった男の子には、耳の大きなウサギのお医者さんがつきました。先生のお話のなかに、あとから出る質問の答えが必ずあると教えられた男の子は、先生のお話をよく聞いてみました。すると、頭がよくなったみたいに、何でもわかるようになってきたのです。ほかにキリン、モグラ、ペリカンなど、楽しいお話がいっぱいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
55
動物が子どもたちの治療をしちゃう、不思議な病院。野菜嫌いの女の子にはぶたさんの家族が、先生のお話が耳に入らない子にはうさぎさんが大事なことを教えてあげている。ある日、いじめられっこの男の子が病院にやってきて…。“小学校1年生~3年生向け”に納得!悩みが単純でなくなってくる頃の子どもに響きそう。2021/02/11
chiaki
33
『どうぶつびょういん』は、動物のための病院ではなくて、子どもたちが動物たち悪いところを治してもらいに来る病院。野菜が苦手な子や、先生のお話しが聞けない子、恥ずかしがり屋の子などなど…動物たちの診断を受けてはお悩みを解決していきます。特に、いじめられっ子の男の子にキリンやもぐら、こうもりにライオンたちが経験と教訓を語ってくれる最終話が好き。謙虚であること、自分は自分らしくあるがままでいいんだということを気づかせてくれ、前向きな気持ちになれます!2020/08/29
ほんわか・かめ
22
悩みのある人間の子どもの患者さんを治してくれるのは、なんと病院の隣りにある動物園の動物たち。うちや学校まで出張してきてくれます。姿かたち、持っている能力などが様々な動物だからこそのアドバイス。でも、決してファンタジー寄りではなく、真っ当に悩みに答えてくれます。〈2008/PHP〉2022/11/26
mntmt
12
どうぶつが人間のこどもたちのお医者さん!発想が面白い。2021/09/30
雨巫女。@新潮部
12
《私-図書館》シマウマ先生、私も診察していい先生紹介して下さい。2010/11/10