河出文庫<br> 隠し事

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河出文庫
隠し事

  • 著者名:羽田圭介【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 河出書房新社(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309414379

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内容説明

すべての女は男の携帯を見ている。男は……女の携帯を覗いてはいけない!盗み見から生まれた小さな疑いが、さらなる疑いを呼んで行く。話題の芥川賞作家による、家庭内ストーキング小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

101
同棲中の恋人のケータイにある男性からの受信?もしかして浮気してる?『隠し事』はしない約束だったのに?それから鈴木のケータイチェックが始まる。お風呂に入ってるうちに、ぐっすり寝てるのを確認して。気付く?見つかったらどうしようとドキドキなんだけど、器が小さい男だなーと半ば呆れ気味。自分は女性同僚の小橋に会えるの楽しみにしてガンガン相談してるし。ケータイチェックするならガツンと聞けばーって思うけどね。私は旦那のケータイチェックしたことないしきっとされたことないけど、気になるんならケータイ見せてって堂々と聞くね。2017/10/31

みえ

61
同棲してる彼女の携帯を盗み見してるなんて!そしていろいろ想像して悶々としてる。気持ち悪い。でも、初読みの作家さん、テレビ番組でみたりしてたけど、こんな作品を書く人なんだ~。この作品も気持ち悪いけど、テンポ良く読めた。もっと読んでみよう。もっと面白い本があるかも!と思わせる本だった。2018/11/24

mr.lupin

59
同棲している彼女のケータイのメールの送信者をたまたま偶然に見てしまった主人公。それからと言うものずっと彼女のケータイが気になりとうとう彼女のケータイを盗み見る行動に。彼女が寝ている間や入浴中にコソッと盗み見る。盗み見る様子は結構スリリングでハラハラ、ドキドキ感を楽しむことができた作品ではあったが最後はちょっとあっさりしていたかな。もう一捻りあると良かったような作品。☆☆☆☆★2019/05/10

ピロ麻呂

56
携帯電話をこっそり見られた経験、あります(>_<)あります(>_<)しかし、着信履歴、履歴検索まで見られるのはよくあるけど、メール転送設定までする人もいるのかな? どちらにしても、携帯電話はプライバシーの塊!こっそり見るのも、見せてと言うのも断固反対!!2016/05/18

オーウェン

54
彼氏と彼女の恋人同士での疑心暗鬼。 彼氏が彼女の携帯を見てしまい、知らない男性の名前が。 浮気しているのかと思い、何とか彼女の携帯を盗み見ようとする。 ページは短いのだが、そういう長さが必要あったのか微妙な出来。 むしろ短編をわざと伸ばして出来上がったような印象を受ける。 途中で何度も思うのだが、直接聞けよと言いたい箇所が幾つも。 そう思わせてはダメな内容であり、結論を出さない中身もあまり意味を持たない。 まあ他人の携帯を覗き見してもいいことは無しということか。2024/04/15

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