内容説明
ミーガンは祖母の形見のビーチハウスで休暇を過ごすことにした。ひとりなのは寂しいが、他人と過ごすよりは安心できる……。月明かりに輝く渚を歩きながら、彼女は物思いにふけった。実は、地元の店や食堂で出会ったバートと名乗るハンサムな男性にあとをつけられている気がしてならないのだ。喜ぶべきかもしれないけれど、アバンチュールに興味はない。まして私を見初める男性なんているわけがないのだから……。ふと気づくと、彼女は何者かに海面へと叩きつけられていた。そして意識の遠のくなかミーガンが最後に見たものは――バートの謎めいた瞳だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
0
何とも複雑なストーリーだし、誰を信じていいのかも、誰が正しいのかも良く分からなかった。ヒロインが避けていた母親が一番愛情深かった気がする。みんなが秘密を抱えていて、真実もなかなか出てこないので、出し惜しみのしすぎで、中だるみが激しく、最終的にはどうでもいいようなことでこれだけ殺人を犯すサスペンスも必要だったのか???もっと長編の作品にしたほうが良かったのでは?ヒロインが意固地で、無駄にギャンギャン言うのには閉口した。自分の身の上を考えたら、代理母を受けたことにも疑問を感じた。まぁそこが最終的にはミソだけど2018/07/19