世界最高のバイオテク企業

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世界最高のバイオテク企業

  • ISBN:9784822200077

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内容説明

圧倒的な経営力!
研究開発型企業が取り入れるべき、生きた事例

画期的新薬を生み続ける、アムジェン流イノベーション経営

世界中の難病患者を救うブロックパスター(超大型医薬品)を次々と生み出している、アムジェン(Amgen)社。社員3名からスター卜したベンチャーは、エポジェン、ニューポジェン、エンブレルなどの市場導入とともに、今や年間売上高2兆円を超える世界最高のバイオテクノロジー企業に成長した。

アムジェンは、今でもユニークな企業だ。研究開発に会社の将来を先導させる意思決定をはじめ、多くの企業とは異なるスタイルをもつ。製品開発の方向性を決める「科学」に根ざしたアムジェン流イノベーション経営の要を、元CEOのゴードン・バインダー氏がアドバイスする。

【アムジェンの価値感】
科学に基づけ
激しく競争し勝て
患者、社員、株主のために価値を創造せよ
チームで働け
協力し、理解しあい、合意を形成せよ
お互いに信頼し、尊敬せよ
品質を確保せよ
倫理的であれ

≪この価値観から、最重要の原則が生まれた≫
● 社員は、間違う自由を持たなければならない
● 管理職の主な仕事は、部下が適切に仕事できるように助けることである。上司の手伝いは、部下の主要な仕事ではない
● 当事者がその仕事の計画を立てるべき
● すべての規則、指針、手続きには、例外がある
● 楽しめ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

76
#スタッフが期待通りに働いてくれない場合、“働いていて楽しいか”と質問してみよう。#異動させて成功するかどうかは半々だった。#商業的観点では全く賢明な選択ではなかったが、倫理的観点では正しい選択だった。2020/12/29

ehirano1

68
#うまくいかなければ元のやり方に戻せばいい。#仮説を検証するために管理された環境を作るのが実験である。#科学的な行動とは、何が上手くいかなかったのか分析すること。2023/10/12

ehirano1

68
#成功とは失敗しても生き残る能力である。#「(アムジェンが)セールス」と呼ぶ行為は、主として情報の伝達である。#“情報”とは販促資料のことではなく、患者が得られるであろう便益や研究論文である。#顧客が抱える問題を解決してあげることこそ、最も有効なセールスアプローチである。#MRが最も嫌がるのは、医師の質問に「わかりません」としか答えられない時だ。2021/10/20

ehirano1

67
「“私”ではなく“我々”と言う習慣をつけよ(p232)」。かの山中伸也先生もサイエンス、特に成果に対しては“私”とは言わずに“我々”と言いますね。2021/08/19

ehirano1

67
「失敗はスタートの直後から起こりうるし、最終ゴールがすぐ目の前でも突然に起こりうる」。そうですね。著者は、マラソンに例えていますが、当方はその突然性からむしろF1の方が近いのではないかと思ったりしました。2020/09/02

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