角川文庫<br> 矢野徹の狂乱酒場1988

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角川文庫
矢野徹の狂乱酒場1988

  • 著者名:矢野徹【著者】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041403402

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内容説明

「ぼくは酒場のマスターだ」。ひょんなことから、この酒場はオープンした。老若男女、北から南から、開店の噂を聞きつけて、お酒大好きのおしゃべり達がこの店に集まってきた。酒場の名は『矢野徹の狂乱酒場』。パソコンと電話回線を利用して楽しむパソコン通信。その新しいコミュニケーション・ツールの魅力にとりつかれた人達が、この店の常連さん。政治談議で白熱したり、シモネタで赤面したり……。顔も素性も国籍も(?)、そして、名前さえ分からぬ人々が、マスター・矢野徹を囲んで語り合う……。月刊「コンプティーク」が運営するパソコンネット「コンプティークBBS」の、超人気ボードでの打打発止のやりとりを、ここに再現! 「いらっしゃいまし~」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taruka

1
約30年前のネットの世界と政治的思想。昔のワープロ、エディター、OS。/パソコン通信のログをただ製本したような感じなので、ちょっと話の流れが掴みにくい。昔のネットの世界の空気を感じられるという点では面白い。/ウィルスが知られ始めた初期。得体のしれないFDをどうにかフォーマットして使おうという感覚は今だとちょっと考えられないなあw2017/04/27

無謀庵@Reader

0
私の知ってるパソコン通信はもう5年は後の末期だけど、なんとも懐かしみを覚える文体。88年、昭和が終わっていくあの年に、未来のしっぽを掴んでいた人たちが書いていったことから、あの時代のかけらが見える。昔のソフトウェアが説明なく出てくるのもまた。NOSって確か、ノストラダムスだっけ。今でいうデフラグ。2016/04/16

高橋硅

0
2016/5/13 電子書籍版を購入。再読。 インターネットなどなく、ネットワークといえばパソコン通信だった時代を語る名著。とはいえパソコン通信とはなんぞや、という物ではなく「パソコン通信でみんな何をやってたのか」を残せる作品。特に後に作家デビューする人なんかも出入りしていたので興味深い。2016/05/13

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