恥をかくのが死ぬほど怖いんだ。

著者名：サレンダー橋本【著】

小学館（2016/02発売）

• ISBN：9784778035174

内容説明

日本一ふざけたWEBメディア「オモコロ」にて漫画『新社会人よ、窓際を目指せ』を発表するやいなや、SNS界隈で“意識低い系作家”と異名され、話題をよんだサレンダー橋本。氏の作品群を集成した単行本がついに登場。話題作『新社会人よ、窓際を目指せ』はもちろん、これまでに描いてきた短編や4コマ、さらにはこの作品集でしか読めない描きおろし新作も収録します。“ダメなヒト”を描かせたら右に出るものはいない、モンスター・ルーキーの怪作をお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[めぐみ]

自意識に苦しめられる若者に読んでほしいが、ショックが大きすぎて卒倒するかもしれない。

2017/01/29

[caniTSUYO]

オモコロ掲載中のサレンダー橋本氏の漫画をまとめた初の作品。 すでにネットで読んでいたので買う気は無かったんだが、「新社会人よ、窓際を目指せ」という新社会人がクビにならない程度でいい感じに給料をもらえる窓際を目指すという作品の続編が書き下ろしているということで即購入を決定。 渋谷直角（帯コメントも寄せているが）的な自意識をよりエグく、ゲスく切り込んでいるので、そちらをお好きな方は是非ご一読を。 「PTAのバージンメイデン〜貞操の墓場に射す光〜」から「アニマルファッカー健」への流れは秀逸！！

2015/11/09

[仲江市松]

作者と同世代であることも手伝ってか、描かれる作中に漂う空気、雰囲気がとても肌に馴染むというか、「わかる」という感じがすごく強い。でも切り口そのものは作者独特の視点、感性であって、ユーモアに富んでおり、全く飽きさせないところに凄味を感じる。特に語彙、言い回しのセンスには並々ならぬものがあって、切れ味鋭く、風刺的な作風にとてもよく合っていると思う。この作者のマンガをもっともっと読みたいと素直に思える、面白い一冊だった。

2016/02/12

[いもせやま]

ネットのニュースサイト等で話題になった「新社会人よ、窓際を目指せ」の続編（完結編）が掲載されているというので購入。本社から段ボールセンターに左遷されたのちの逆島の転落（普通なら成功）人生は、本人がいうように果たして本当にやる気のある後輩丸田だけのせいだったのか。見事に窓際社員へといたったクソ同僚川島と逆島の差は本当になかったのか？期待を裏切れなかった逆島の性格、どうして丸田が川島や他の大卒社員でなく逆島を慕ったのたか、答えはそれが証明してるんだよなぁ。

2015/11/06

[おぎゃ]

表題作以外全部おもしろいという珍しい本

2019/04/03