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内容説明
難民問題、高まる反ドイツ感情、南欧の経済危機などを抱え崩壊寸前にあるEU。「統合」を目指した欧州はなぜこれほど混迷しているのか? もしEUが解体したら、日本経済にどれほどの影響を及ぼすのか? 欧州経済の重鎮が徹底的にメスをいれていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
13
図書館で借りる。EUはギリシャや移民問題で揺れている。この本はEU消滅を示唆しており、EUの成り立ちから、無理のあることやドイツの立場を中心に書かれている。そもそもEUの成り立ちやユーロの導入は、ドイツの影響を抑えるために行ったようで、結果、今日のドイツ一人勝ちになってしまっている時点でもはや意味のないものになっているようである。我々が考え得る以上にヨーロッパではナチスドイツ時代の影響が大きいことがわかる。EUをタワーマンションやユーロを鰯の群れにたとえたりと意外と分かりやすく表現されており、勉強になる。2016/02/09
ヤマセミ
6
いくら新聞やテレビみても、わからないことが明快に書いてあった。ギリシャの財政破綻、イギリスのEU離脱もそういうわけだったのかと納得。東西ドイツ統一の影響は大きかった。 2017/10/24
とんぼ
1
特にドイツの動きが大きい影響があり、ドイツ次第という印象があるが、内容が大きく、断片的な事実のつなぎ合わせで、自分の知識のないので、とても納得できるものではないが、勉強になった。・・・気がする。2018/09/23
睡眠学習
1
イギリスのEU離脱が決まる前の本なので、今となっては当たり前だけど当時としては新鮮だったのかもしれない2018/07/27
ハット
1
イギリスが離脱して騒がしい状態のEU。 この本に書いてあることを読むと、内部事情がザックリと解説されている。2017/09/03