TO文庫<br> アゲイン~私と死神の300日~

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TO文庫
アゲイン~私と死神の300日~

  • ISBN:9784864724425

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内容説明

あきらめなくて、よかった。人生をやり直すため元OLの幽霊が死神と戦うファンタジック・ミステリー! 【あらすじ】もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!? 彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない! 仕事、家族、恋人――人生を取り戻す孤独な旅が始まった! やがて、その強い思いが奇跡を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおでん@やさどく管理人

30
パートナーを愛すること、子どもを愛すること。その強い思いは”守る力”となって、奇跡をも起こしてしまう。愛することができる人が幸せになれる、そんな世界になってほしいというメッセージが込められているような気がした。あとがきの「姉で大先輩作家の村山早紀さま」という書き方にはちょっと笑ってしまう。事実なんだけど。2016/07/29

カゲツナ

12
幽霊なのに彼女はなんだか幸せそうに感じましたね。家族愛ですね。 人は諦めない心で死神にも挑むことができる。 そして、奇跡が起こる? 感情移入してしまいもうラストは涙腺が。切ない。 でもエピローグの展開には笑みが零れました。素敵な物語をありがとう♪ あとがき読むと、昔に書かれたものをかなり改変されたみたいです。 それがよかったのかもしれませんね。 私は好きですね、この物語。 2015/12/02

hisato

11
帯の「あきらめなくて、よかった。」と「アゲイン」というタイトルだけで購入。 ラストがあまりにもハッピーエンド(なのだろうか?)と何でもありな展開になってしまってるんですが、人の想いの強さが前面に出ていて、好きな内容でした。 しかし、桜さんの状況がよく分からなかった。死神の方も職務を全うしてるんだが、傍観者なのか謎な感じでしたし。ただ、読み終わった後に分からないことが残るというのも悪くはないので、やっぱり好きな話ではあります。 何気に今回の読了で5周目くらいです。2016/08/10

ふゆ

10
最後、ウルっときてしまった。家族愛、守りたいものがある強さ。2016/04/29

岡本匠

10
村山仁志は4冊目。 今回もやはり同じフィールド(幽霊もの)。 自己犠牲と再生の物語。作者の死生観がよく表れている。午前0時のラジオ局もこんな感じになって行くのかな。2015/12/06

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