今日が人生最後の日だと思って生きなさい

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今日が人生最後の日だと思って生きなさい

  • 著者名:小澤竹俊
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • アスコム(2016/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784776208952

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内容説明

二八〇〇人を看取ってきた
ホスピス医が教える、
人生にとって大切なこととは――。

「もし、今日が人生最後の日だとしたら。
あなたはどう生きたいですか?」
最後の瞬間まで、仕事に全力を注ぎますか?
それとも、愛する家族とともに過ごしますか?

後悔のない人生を過ごしてきたと胸を張れる人は、多くいません。
どんな人生を過ごしてきても、死の絶望を目の前にすると、
人は恐れ、悲しみ、後悔をします。

「人はどう生きればいいのか」
「どういう死が満足できるものなのか」
2800人の看取りを通して、学んだ「後悔のない最後を迎える」ための生き方を教えます。

今を生きる上での悩みや苦しむ
あなたの支えとなる一冊です。

【本書の構成】

第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる

第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる

第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない

第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

150
【ひとそれぞれ】 2週間前に義母が体調をくずしたとき、本人は「今晩寝たらいよいよ死ぬんだわ」と思ったそうです。「目が覚めたら生きていたのよ」と、先日笑って話していましたo(^▽^)o /まだまだ生きたいという〔欲〕。他の年寄りに負けたくないという〔比較〕〔競争〕。これがあるから日本は長寿なんだなぁ。平和だー(´▽`)2016/03/01

雪風のねこ@(=´ω`=)

145
ホスピスで多くの人を見送ってきた経験から記された格言は、大変ためになる。私は恥ずかしながら死ぬのが怖い。たまらなく怖い。過呼吸にもなるし外出する気にもなれない日ばかり。だけどそれは手に入れた物は絶対に手放したくないという心が、自らをも縛り付けてしまっているのだろうと思う。ただ過呼吸も、自らの勝手を戒める物であると考えれば、感謝すべき物である。そうでなければ無茶をして既に命を失っていたのかも知れないのだから。便利な世だからこそ明日が必ず来ると確信もなく人は信じているけれど、それが希望と現実のギャップと(続2017/02/27

ねこ

139
ホスピス医が書かれた本。私は今までに4回病院に入院したことがあります。3日の入院から5ヶ月の入院まで。そんな軽度の入院でも当たり前に生活できることがなんと素晴らしいことか実感できました。そんな記憶を呼び起こしてくれた本です。また、私には身近な死や余命5年程と宣告された親しい者もいます。死は誰の上にも必ず起こります。死を受け入れて、心穏やかに誰か親しい人に看取られて去っていく事が私には最も望ましいと日頃から考えていますが、それはどうなるか未来は分かりません。でも準備をしておくに越したことは無いと感じました。2024/07/16

えちぜんや よーた

93
自己啓発本です、ただし生を謳歌するためではなく、死を受容すための。死の前には必ず苦しみが存在する。少年ジャンプ的な発想であれば、「努力して克服せよ(もしくは神様が甦らせてくれる)」だが、そんなことは決しておっしゃらない。逃れられない痛みや苦しみの前には人間は無力であること。そのことを自覚したときにはじめて苦しみが緩和され、希望の光が見える。自分もいろんな意味で長年の間、「生」と「死」の境目を漂ってきて今に至るからすごく共感できた。2017/03/21

Tui

54
死を迎える人と残される人へ語りかけるエッセイ。ホスピスという生死の濃度がとても濃い環境に携わる医師が、人生や苦しみのとらえ方について日々葛藤する中で感じたことを、やさしい言葉で伝えてくれている。悩み苦しむ人が誰か近くにいるなら、もしそれが自分自身なら、どなたにも読む価値のある本だと思います。印象的だったのは、『苦しみを抱えている人がいたら、できるだけ「この人、暇そうだな。こちらから声をかけてみようかな」と思ってもらえるような雰囲気を作る』という文。苦しみは誰の別なく打ち明けられるものではないんですね。2017/01/10

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