文春文庫<br> ゾーンにて

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文春文庫
ゾーンにて

  • 著者名:田口ランディ
  • 価格 ¥702(本体¥639)
  • 文藝春秋(2016/02発売)
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  • ISBN:9784167905262

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内容説明

福島第一原発から半径20キロ圏内は、警戒区域となった。人が立ち入ることのできない場所〈ゾーン〉に棲むものたち。
現代の巫女・田口ランディが、極限に生きる命の輝きを描く「魂身の」中篇集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

137
2011.3.11東日本大震災からもうすぐ5年が経とうとしております。本作は被災地福島の警戒区域【ゾーン】と呼ばれるエリア近隣での現状を書いた作品です。とにかく、全体を通して重たいです。もちろん軽いワケがなく、田口ランディさんだからこそ、こういうスタイルで書きとおせるのかなと思われます。被爆、マイクロシーベルトなど、普段の生活には程遠い用語が次々と普通に繰り出され、被災地の‘今’を浮き彫りにしています。そんなエリアでも、人々が色んな想いを抱え、生きていこうとする姿勢に涙なくしては絶対に読めない作品でした。2016/02/14

佐島楓

49
福島原発事故を扱う小説の難しさを思う。小説家、表現者としての性とジレンマ。2016/03/27

TANGO

39
あれからの福島を描く中篇四篇。見られたくないところを見せられるような、痛いところをつかれるような、田口さんの描く物語は、いつも読むと胸が痛くなる。生と性と静と正と牲と誠と精。入れ違い擦れ違い行きずりあっていく人びと。痛みは他人には分からない。思いもまた同じ。それでも、毎日は続いていく。分かりあえなくても、分かち合えるものを見つけたとき、日常を愛せるのかもしれない。2016/11/21

taku

23
原発事故後の福島、警戒区域を題材にして、抑圧と解放、出会いと別れ、生と死を描いた四編。全編通して、人の感情や行動は理屈じゃ説明できないことがある、ということも表していると思った。震災、事故という難しい題材のせいか、消化不良な印象。でも『牛の楽園』はいい。どうしようもないやるせなさが漂うなか、がんに冒された男の独白はユニークだ。連作になっている『ゾーンにて』『海辺にて』は、主人公女性が受け付けられなくて少々気持ち悪い。2016/05/11

優花

16
東日本大震災とそれに伴う原発事故。これを土台にした4編。最初の2編は、もっと深刻で考えさせられるような内容かと思いきや…。作家の主人公よう子がそれを題材に本にするでもなく、ただ被災地を見てみたいという理由で紹介して貰った現地の50代の男性に案内をして貰うんだけど、このよう子、38か39歳。それにしては初対面の相手にタメ口、慣れ慣れしさ、まるで友達のような態度に、ずっとイライラした。他の観光地にいるみたいな「⚪⚪が~してくるうー!」線量を測る度の「⚪⚪シーベルトもある!」の驚きじゃなくて楽しんでるかのような2016/01/06

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