角川文庫<br> 放火

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角川文庫
放火

  • 著者名:久間十義【著者】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043557028

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内容説明

風俗店と消費者金融が入居する東京・池袋の雑居ビルで火災が発生。19名の死傷者を出す大惨事となった。ほどなく捜査本部が設けられたが、警視庁捜査一課火災犯捜査一係の黒田警部補は、その場の雰囲気にきな臭さを覚えた。本庁の四課が会議を仕切っているのだ。このヤマはマル暴がらみなのか。上層部の真意を測りかねる黒田は、命じられるまま被害者の風俗嬢たちの周辺を洗うが……。圧巻の結末に至る第一級の警察小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こすも

3
文章が説明口調で非常に読みにくい上、内容が現実味に欠ける。ハズレ覚悟で買ったとはいえ、残念だった。2010/11/28

栗山いなり

2
火災の捜査をしていたはずがいつの間にか警察内部の抗争やらヤクザやら色々出てきてとんでもない事になってたでござる2019/07/07

rinrinkimkim

2
久間氏は依然にダブルフェイスを読んでとても面白かったので久しぶりに。本書は歌舞伎町雑居ビル火災をモデルにしていますね。ダブルは東電OLでした。社会的に大きな反響があった事件から物語にするのがお得意のようです。とはいえ放火に隠された警察と歓楽街の利権(ってことにしときます)が絡む刑事ものとうより社会派小説でしょうか。中国人は覚せい剤をやってたのかな?成田でキメるなんて中々大胆ですな~2017/08/22

HoneyBear

2
読み始めたら止まらなかった。私には一級の刑事小説。

プリザエース

2
女記者にかなりのページ数を割いているが文庫で読んでみると、かえって弱点になっていることが明らかだ。男の記者にして余計な描写を省けば、犯人についてなど不足な部分を補充できたはずだ。所轄警察の生活安全課についての部分は面白かったし問題提起にもなっていただけに、安易なエンタメ志向は残念である。映像化を意識して書いたのだろうか、大勢死んでいる割に終わり方がアッサリし過ぎていると思った。2013/11/15

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