内容説明
上司とのいさかいがもとで銀行を辞め、妻とも別居中の勇二。タクシー運転手をしながらクラブチームでフットボールを続ける勇二の生活は、何もかもが煮えきらず中途半端だ。何かを変えたい――。勇二は一線を退き、米軍基地で働く伝説的プレイヤー・マクリーンを訪れ、対戦を申し出る。人生の中盤にさしかかった男の葛藤と、過去の夢へ再び挑戦する様を描く、山際淳司、最後の長編スポーツ小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメフトファン
39
やっぱりスポーツは良いなと思いました。卒業してからもまた仲間と出来るなんて!私は英語研究部でしたが、今から仲間と集まって英語で議論するなんて絶対に無理です(笑)。アメフトの話ということもあり再読ですが、一気に読んでしまいました。2015/10/05
ツバメマン★こち亀読破中
24
久し振りに再読。スポーツを活字で読む、ということを教えてくれた山際淳司さん。彼の最後の長編小説のテーマが大好きなフットボール(サッカーじゃないよ)というのも何だか感慨深いデス。2017/09/16
あー
14
今の私にはスポーツ小説が入って来ない~。未読で終了っと。
澤唯
2
鼻につく一歩手前でダンディな人だったな 失礼な言い方だけど褒めてます にしてもノンフィクションしか書いてない人だと思ってた 文体は変わらないけどフィクションもいいな 奥さんの解説も素敵 特に終わり方 取り留めのない感想だな2014/12/18
アメフトファン
2
大好きなアメフトの話なので期待してよみました。30代の男達がもう一度かつてやっていたアメフトに取り組み始めアメリカの伝説の名QBの率いるチームに挑むという物語。もう少しアメフトの魅力が伝わるような描写が欲しかったと思います。2013/05/02