内容説明
西武ライオンズの四番打者〈清原和博〉。神になったチャンプ〈ジョージ・フォアマン〉。天才ジョッキー〈武 豊〉。劇場(スタジアム)では、様々なドラマが生まれ、去っていく。感動と興奮に満ちた物語。珠玉のスポーツ・ノンフィクション集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
3
プロローグ 『スタジアムからの贈り物』行動者と傍観者。 Ⅰ 『ヒーローのいる風景』されど四番打者、「神」になったボクサーとの対話。 清原和博の人物評価とジョージ・フォアマンのインタビュー。 Ⅱ 『スポーツつれづれ草』さまざまなスポーツに関するショートエッセイ Ⅲ 『サラブレッドと語ろう』ビッグレース、武豊と「三強」の時代、ジャパンカップ一九九一。 ヤエノムテキの天皇賞秋、スーパークリーク、オグリキャップ、イナリワンの時代、メジロマックイーンの配属。 エピローグ 『遠ざかる祝祭』ノーサイドの笛は祝祭を齎す。2022/05/25
読み人知らず
3
山際さんの文章は本当に読んでいて心地よい、気持ちよい。この帯に書かれた野村克也の文章も良いなあ。スポーツを愛した人だった。内容も、とてもよい。大切な文章です。2014/09/10
アーキー
2
★★★☆☆ 652016/09/15
よっさん
1
2024年暮れに1992年に書かれた文章に心酔する。 スポーツノンフィクションを開拓された第一人者。 その文章力と取材視点は今読んでも輝き続ける。21世紀はテクノロジーの発達でスポーツ界もあらゆる変化が起こった。氏ならどんな視点で切り取っただろう? メジャーリーグでタイトルを取る日本人が生まれ サッカー、ラグビー、バスケ、バレー、ゴルフ...世界を舞台に活躍する日本人が普通の時代になった。 国立競技場は新国立へと生まれ変わり TOKYOには2度目の五輪も来た。 やっぱり、山際淳司の文章を今も読みたかった。2024/12/29
青海老
1
山際淳司が生きていたら……と夢想せずにはいられない。清原の弱さと強さを描けた人が、今の清原に言えることは、とか。海外のスポーツ・シーンで日本人がこれほど活躍していることをどう描くか、とか。他のスポーツ・ライターを否定する訳ではないが、これほど素直にスポーツを捉え、リスペクトし、そして添えるように、しかし鮮やかに意見を主張できた人は他にはいない。「作家は二種類に分かれるとつねづねオレは思っている。いい作家か、つまらない作家か……。うまいだけの作家なら用無しさ!」(cf. 細野不二彦、一部修正)2017/03/21
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