内容説明
2016年、米国史上初の「女性大統領」誕生に向けての攻防が続く、ヒラリー・クリントン。しかし、彼女がいったい何者で、どんな人物なのかは意外と知らないのでは? 本書は、そんなヒラリーの知られざる素顔を紹介するとともに、「2016年大統領選の見どころ」「人生の歩み」「選挙戦で抱える問題点」「2008年大統領選においての敗因分析」「弱さや複雑さを含めた人間的な側面」「おしゃれやヘアスタイル」「夫ビル・クリントンとの関係」「女性の権利とアメリカにおける女性大統領誕生の意味」「ヒラリーの政治信条や大統領選で掲げた政策」など、9つの点から考察しました。この1冊で、ヒラリーのすべてが理解できる1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
27
決して育ちが良いわけでなく、語学も数学も優れているわけでない。長いこと政治の表舞台に立ち新鮮さもない。優等生的な発言が目立ち、国務長官も経験しているので、大統領になればすぐに執務が取れるだろう。ただ来月には69歳になり(超高齢)、中国との信頼厚く献金問題もささやかれている。自分には選挙権ないが、この本により離れていた心が彼女に託してみたくなった。どのような改革を見せてくれるのか、その手腕が気になるし、4年後の選挙も気になる。2016/09/01
みかん
16
【図書館】ヒラリーさんが大統領夫人だった頃からテレビで見て知っているし、次期大統領はほぼ間違いなく彼女がなると思っているし、何となく彼女に興味があるので、図書館の新刊本にあったのを借りてみた。生い立ちの下りはとても興味深いし、ビル・クリントンとの出会いや結婚までの過程は初めて知ることばかりでとにかく読ませる。(続く→) 2016/04/28
梧桐
2
とにかく憶測が多い本。「〜だと思う」「〜かもしれない」ばかり。 それと、ヒラリー以外の人を貶めるような記述が多い。あの人は問題があったけど、ヒラリーは問題に対して果敢に対応したから凄い!みたいな。客観的な分析に欠ける。 ヒラリーファンクラブの方が読めば大絶賛間違いなしの本でしょうが、そうじゃない人からすると、ヒラリーを新興宗教の教祖に見立てているようで気持ち悪く思えること請け合いです。読む価値なし。久しぶりにこんな酷い本に出会いました。2016/07/29
とおる
1
ヒラリーの人となりを理解する上で参考にはなったが、客観性という視点ではやや疑問を感じた。ヒラリー応援本という印象。2016/08/11
ラララ
1
岸本裕紀子 1953年生れ、慶応大法卒、集英社を経てエッセイスト。ヒラリーファンの筆者によるヒラリーの半生記。わかりやすいが、内容的にはやや物足りない。2016/08/11