ちくま学芸文庫<br> いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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ちくま学芸文庫
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

  • ISBN:9784480086648

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内容説明

霊学研究の諸成果に関心を寄せる人々の中には、そのような人生の高次の謎を口にする者が一体どこからその知識を得たのか、という点に疑問をもたざるをえない人もいるであろう。本書はまず第一にこのような人のために役立ちたいと望んでいる。霊学は人生の高次の謎の本質に深く係わろうとする。この霊学からの発言の根底にある諸事実を吟味しようとする人は自力で超感覚的な認識を獲得しなければならない。本書はそのための道を記述しようとしている。四大主著の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

27
再読。最初はよくわからなかった文章も、何回も読んでいくうちに少しずつわかってきました。行為すること自体に喜びと満足を見出しながら、成果を求めずたんたんと行動していきます。2018/08/09

ひろ☆

26
日常生活において、人格を磨くこと。マイナスの状況下でも、肯定的な気持ちの持ちよう。 1日5分だけでも、自分の思考の時間を取る。平静、集中、瞑想。 わざと分かりにくく書いてあるのかと思うような文章。これを読み返し、内容を咀嚼するのが、まずは、内的な心の修行のように感じた。2014/08/20

デビっちん

24
再読。あっちゃー、あの人の弱点を口にしていたのは、高次の認識能力を奪ってしまっていたということに気づきました。というのは、高次の知識を得るために必要なのは、真理と認識とに対する○○であるとの記載があったからです。これは、生活の中で真・善・◎を見出すことが大切だよ、と少し前に耳にした内容の意味ともリンクしました。今から気持ちを新たに、批判的な判断を控え、優れた部分に注意を向けるようにしたいと思いました。+あの人のブライトスポットはどこだろう?2017/03/15

磁石

21
色々と感銘を受けすぎてまとめる事ができない。ので一つだけ、人間の使命について、どうしたら地上/物質世界を変革することができるのか。ソレは、創造の源である霊界から探知し得た事柄を移し入れることによってのみなされる、二つの世界の橋渡しとなること。超感覚的世界の認識は単なる余技ではなく、生活以上の人生に必要不可欠なものだった。……どうして地球は人間を産んだのか、失敗作/害悪でしかなかったのではないか? この怯れを祓うに足る力強い言葉だった。2017/01/04

かりあ

17
今月初めあたりに読了。付箋だらけで大変なことに…。それほど感銘を受ける記述が多かった。「オカルト」とかそういう受け取り方をする人もいるだろうけど、こんなに物質のみの世の中、「目に見えることがすべて」の世の中になったいま、確かに肉眼では見えなくとも失われてきているものごとはやまほどあるだろう。そのことに気づかされる。2016/07/31

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