自滅する企業 ― エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病

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自滅する企業 ― エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病

  • ISBN:9784862760197

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内容説明

<p>あなたの会社は大丈夫? 企業を破滅させる「自滅的習慣」を徹底解剖</p><p>ある衝撃的な事実がある。かつて「エクセレント・カンパニー」と呼ばれた優良企業のほとんどが、その後十年のうちに、破綻したり、買収されたり、深刻な経営危機に陥ったという事実だ。1970年代、「フォーチュン500」に載った「優良」企業の平均寿命は50~60年だった。それが今や、なんと10.5年にまで縮まっている!</p><p>なぜ、企業は行き詰まるのか。なぜ、過去の成功企業があっという間に凋落してしまうのか。多くの場合、原因は他者との熾烈な競争ではない。真の原因は、どんな企業も患いかねない7つの「自滅的習慣」にある!現実否認症、傲慢症、慢心症、コンピタンス依存症…日々の業務の中で陥りがちな習慣が、死に至る病をもたらすのだ。</p><p>本書は、数多くの事例をもとに、多くの企業を蝕む「習慣病」の症状・病因を徹底解剖し、適確な処方箋と予防法を示している。成功のためには、自社や職場の状況を謙虚にとらえて、体質改善に取り組むことが不可欠だ。経営者や管理職層の方々はもちろん、組織に属するあらゆるビジネスパーソンにとって示唆に富む一冊。 </p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

21
ビジネスは軌道に乗ると本来はお客さんとの価値で競争して行くべき道を大手企業に目がいってしまい自身の製品やサービスを本業だと過信し勘違いが始まる。競争相手を見間違えると現実では製品に過信して屋台骨に頼った経営になり内側をむき出すのでニッチの企業のイノベーションや外部の変化も見れなくなる。本来経営はコストセンターを廃棄して新たな資源を強みや核となる部分に移していく。お客さんの価値か他社と競争するかでビジネスのリエンジニアリングが変わってくる。いま現状のビジネスを本業依存するのではなく捨て去ることが経営2015/07/22

もりの

7
具体例が多く、分かりやすかった。2018/01/23

hits_y

0
「ビジョナリーカンパニー3」とテーマは似てるけど、先のが成功の法則をいつの間にか忘れた的論調だった(と思う)のに対し、こちらは成功体験こそが破滅の原因と論じます。でも、どちらの本も、有名企業の実例をあげて論証していくスタイルなので、とても興味深く読めます。今まさに自滅に向かおうとしてるいくつかの有名企業にも当てはまる感じ。 発刊から僅か10年ほどの間にも、各企業を取り巻く状況が今とかなり変わっているのも面白い。 でも防ぎようは無い感じですね。とにかく固定観念に注意し、常に視野は広くって事位でしょうか?2017/04/15

ながけん

0
優良企業の多くが破綻していく原因は、熾烈な競争の結果おきたということではなく、最大の原因は優良企業といわれる企業自身の体内に潜伏していた、言い換えるなら、成功をたぐり寄せる過程で自然と身についてしまった自滅的習慣が最大の原因だということです。 そういう状況を防ぐ方法は、 誰かのせいにするのではなく、社員一人ひとりが考えてアクションや、アピールをしていく、その一歩を踏み出せるように環境を整えているのかどうかとのこと。 それが難しいんですけどね。2008/06/13

tipsyおじさん

0
困った。うちの会社は全部の症状が当てはまる!ところで、この本の「自滅する企業」という題名は、確かにインパクトはあるけど、飛躍しすぎ。副題を表に持ってこないと読者は勘違いする。2010/02/03

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