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内容説明
▼第1話/家はあれども帰るを得ず▼第2話/押し入れのむこう▼第3話/隣の女▼第4話/ランちゃん▼第5話/食うか食われるか▼第6話/遭難者たち▼第7話/ケムリの秘密▼第8話/ゆれる▼第9話/天井の下、空の下▼第8.5話(オマケマンガ)/その時その人は
●主な登場人物/朝井(定年退職後、妻とうまくいかずに家を飛び出す。公園で出会った謎の男から、怪しい仕事と3畳一間のボロアパート暮らしを手に入れる)
●あらすじ/定年退職した朝井は、やることもなくゴロゴロしたり散歩したりする日々。妻から煙たがられ、イライラが募った朝井は、ある日勢いで家出を決行。でもポケットに入っていたのは40円だけ。あてもなく遠くの公園まで歩き、ベンチでため息をついていると、怪しい男が仕事と住む場所を紹介すると声をかけてきて…?(第1話)
●本巻の特徴/定年退職後、人生にぽっかり穴が開いてしまった男が転がり込んだのは、3畳一間のボロアパート。そのアパートで出会ったのは、マンガ家志望の男、日本の壊滅を願う男、そしてワケありな女。何もないアパート、何もすることがない夜、3畳に寝ころぶ男は何を思う…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにやま=ゆぅ
2
★★★☆☆ 高梨さんの作者の描きおろし短編。直訳すると東京避難所。定年退職をして家に居場所を失った男が浮浪者に間違われボロアパートでの仕事を依頼され…。舞台設定、導入から登場人物の増え方、終わり方などかなり映画にしやすそうな感じ。2013/09/01
fumikaze
1
主人公もその周囲の人達も悪い人達ではないし共感も出来る。物足りなさと同時に 古き良き時代の懐かしさも感じる。 例えていうと、押入れの奥に入っていた古い漫画を見つけて読んでみたら、意外に面白く ほのぼのした気分になった、という感じ。2013/11/12
くらた
0
IKKI RAREレーベルの二作なら迷わずこっちをオススメしたい!人生遭難中の四人の行動が、巡り巡って思いも寄らない結末に。よく出来たインディーズ映画みたいでかなり好き。絵柄はかなり青林工藝社っぽい。オマケマンガとラストの一ページに爆笑w2010/01/12