内容説明
うまく生きるより、よく生きよ!
生物の法則に適った生き方は、日本人の伝統的な生き方にあった!
日本の伝統に学ぶ、賢い脳の育て方・鍛え方。
95歳の著者は現在、日本外科学会名誉会長を務め、これまでに立ち会った胃がんの手術は2000症例余。
医学を通して人間と向き合ってきた“達人です。
一方、60歳から趣味として始めたピアノのレッスンでは、95歳の今、モーツァルトのソナタを弾く腕前を楽しんでいます。
「定年後のピアノ」は脳の活性化に大変よいそうですが、何であれ、自分が夢中になれる趣味を持ち、
それに没頭する時間を持つことが、新たな創造と生きがいを生むそうです。
本書では、そんな“達人が、生物学と脳科学の視点から、日本人の伝統的な生き方に光を当て、
その“科学的な素晴らしさを力説しています。特に、江戸期の教育法は、科学的にも理にかない、
優れたものであったことを強調しており、躾(しつけ)や道徳教育の今日における必要性を訴えています。
また、日本の伝統的な芸道の「型」には、人間の能力を引き出すための知恵が詰まっているとして、
「生き方の極意」として示しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
13
白駒 妃登美さんのオススメということで読んでみましたが、難しかったですね。生物学、脳科学の視点から子育てと生き方を指南されてらっしゃいます。子育てには順番があって、順番を入れ替えるのはいけないというのはそうだなと思いました。2018/07/16
ダンゴ☆ルッチ
2
ひとつひとつ良い習慣を身につけていこうと思います。2018/08/07
ダンゴ☆ルッチ
1
「稽古」の意味、初めて知りました。稽古三昧によって、まずは自分自身の人間力を高めたいと思います。2017/09/05
ご〜ちゃん
1
「稽古三昧になると自分と向き合って自省の時間を持つことができる」ということ。没入することにより、そのときだけ無意識になるということ。それが、大脳を全体として調和して機能させるコツだと考えることは興味深い。2016/07/05
やまふみ
1
いかんせん内容がよくわからなかった。2016/04/11