内容説明
日本史には法則があり、重要な分岐点では、必ずその法則が働いてきました。
また、その法則に当てはめて検証すると、今日“定説”とされていることが誤りである可能性が大きいこともわかってきました。
本書では、日本史を貫く5つの法則を提示するとともに、“定説”の誤りに大胆に切り込みます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
naka
10
著者は日本の歴史に対して独自の解釈というかまとめ方をして説明している本です。例えば卑弥呼は実在しなかったのではというところでは、大陸の魏志倭人伝に書かれているだけで、日本国内でそれを裏付ける情報が極端に少ないことからそう結論づけてます。少し強引な印象も持ちましたが、元々知識の少ない分野であったりもして興味深く読みました。Kindle unlimited2024/04/06
yamatoshiuruhashi
4
「日本の「神」と西洋の「GOD」は異なる概念である。」「日本の歴史は神話から断層がない。」なるほど、神話は往々にして事実を下敷きにして語られ、記紀の記述もまたそうであろう。そのモチーフの延長上に歴史がある。詳細はとても書けないが、卑弥呼神社が何故ないかと卑弥呼の実在の疑問は大きな関係があるのはよく理解できる。美術史家でもある著者の多面的なアプローチは非常に楽しい歴史への誘いである。2015/12/25
おなす
0
うーむ2023/01/26