内容説明
【ご購入の前に】この電子書籍版には、紙販に掲載されている写真は使用されておりません。あらかじめご了承ください。●2015年6月中旬から7月にかけて中国株が大暴落、中国政府はなりふり構わぬ株価維持政策に出ている。だが、やがてその矛盾が噴出し、経済も社会も大混乱に陥る! すでに土地バブルは崩壊、起死回生を狙ったAIIBや南シナ海支配も日本・アメリカの包囲網に叩き潰され、中国は衰退の道を余儀なくされる。欧州危機を的中させ、『ヤバイ中国』で経済危機を唱えた著者が、ついに訪れた中国崩壊の今後と世界経済への影響を完全分析!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
27
ハードカレンシーではない中国元をもって世界の覇権国家になろうということが、そもそもの間違いだということが分かりました。決済において常にドルに一旦交換してから現地通貨にしないといけないのは、どう考えても非効率です。それがあったのでAIIBということみたいですが、これも日米が主導するADBに対抗できるとは考えられません。外交政策についても、安倍政権になってから、そつなく中国への楔を打ってきている成果が着実に出ていると思います。日本は、自分たちの国益のために粛々と進んでいけばいいと思います。2016/11/10
ひろし
13
経済の話題を中心に日本の安全保障にも踏み込んで解説されている。秘密保護法を始めとするテロ三法。マイナンバー。THAADが威力を発揮する仕組み、その真意・メリットを学べたのが一番良かった。結局、金とルールの根っこを押さえているアメリカの強大さと容赦なさを再認識。安倍政権には不満も相当あるけど、仕事も相当してくれているということを知れたのも収穫。あまり新聞やテレビは教えてくれないからね、安倍政権の功績に関しては。2015/10/14
トラビス
7
中国経済が崩壊局面にある理由の一つにTPPがあるのかなとは前から感じていた。日本企業が海外に工場を建設する場合、当然として同じTPP参加国で労働コストが安く、政治リスクの少ない国を選ぶのは当然で米国企業もしかり。欧州も経済では厳しい状況であり、先進国からの投資を呼び込んできた中国にこれ以上の投資は向かわないだろう。住宅にしろ鉄鋼にしろ作れば作るだけGDPは積み上がるわけだが、売れる見込みもないのに作り続けるというのはアホとしか言いようがない。経済指標もデタラメでまさに中国というのは粉飾国家だな。2016/03/14
ぷれば
7
タイトルは「中国壊滅」とあるが、本書は中国情勢だけ語られているわけではない。集団的自衛権、TPP、マイナンバー、ADBとAIIBなど、現総理の元で着々と進める諸政策の意義と意味。日米の関係、米国の底力(特に金融と軍事)、などなどメディアが報じない、或いは核心を外す意味不明な報道ではチンプンカンプンな日本と世界の動きが整理でき、ストンと理解が進む。世論調査で「政策に期待できない」とする国民は、まず一読オススメ。知ってて期待できないなら別ですが。旬な良書です。2015/10/16
だろん
7
TVを見てちゃまったく分からない、解らせられてもらえない、今、世界で起きてることと先回りし手を打つ日本政府の動き、そのつながりを淡々とわかりやすく。国内の在留カードに対テロ3法にマイナンバーも…すっきり(゚∀゚)!すぐに読みきれるし、今時分、絶対にオススメだね~2015/10/15
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