グローバル教育を考える

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グローバル教育を考える

  • ISBN:9784757426399

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内容説明

教育現場や産業界にみられる「グローバル化」の趨勢とは――。20名以上に及ぶ有識者や現場の声、最新のデータを織り交ぜながら、日本の教育が向かうべき方向を探る一冊。グローバル教育・グローバル人材育成に関わる全ての方におすすめの書です。

●I部「グローバル教育を考える」では、英語教育、留学政策、初等中等教育の国際標準化、大学のオープン化と世界展開、入試改革に日本語教育など、様々な切り口からグローバル人材の育成を考えます。言語教育に限定せずに、広く取材先を求め、教育現場や産業界にみられる動きをまとめました。
《取材にご協力いただいた方々》
渥美育子(一般社団法人グローバル教育研究所理事長、(株)グローバル教育代表取締役社長)/青山繁晴((株)独立総合研究所代表取締役社長兼首席研究員)/マルカワみそ(株)/赤阪清隆(公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長、元国連本部広報担当事務次長)/西原鈴子(国際交流基金日本語国際センター所長)/福原正大((株)igsZ代表取締役社長、一橋大学大学院特任教授)/坪谷ニュウエル郁子(国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員、東京インターナショナルスクール代表)/江里口歡人(玉川大学大学院教育学研究科教授)/堀 義人(グロービス経営大学院学長)/杉浦健太郎(東京大学本部国際部部長)/勝 悦子(明治大学副学長、政治経済学部教授)/マーク・ウィリアムズ(国際教養大学元理事兼副学長)/山内祐平(東京大学大学院情報学環教授)/金谷 憲(東京学芸大学名誉教授)/藤田 保(上智大学言語教育研究センター教授)/加藤積一(学校法人みんなのひろば 藤幼稚園理事長・園長)/加藤久美子(同副園長)/吉田研作(上智大学特任教授、言語教育研究センター長)/小泉利恵(順天堂大学准教授、日本言語テスト学会事務局長)/長沼君主(東海大学外国語教育センター准教授)(※本書掲載順・敬称略)

●II部「グローバル社会で通用する英語」では、アルク教育総合研究所が行った「仕事で英語を使う人」に対する一般のイメージと実態のギャップをデータ化、その詳細を取り上げました。仕事で英語を使う人の職業や業種、誰に対して、どんな英語を使っているのかをデータで明らかにしています。「英語使用者の4割弱がTOEIC600点未満の人(高得点者ばかりではない)」「内勤系(技術、企画、総務など)の人に英語使用者が多い(海外営業などはわずか)」などの調査結果が明らかになりました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にこにこ

6
社会人の英語使用実態調査については、世の中の感覚よりも自分の感覚の方が実態に近かった。北米とのやりとりよりもアジアとのやりとりが多くてノンネイティブとの間で英語を使う、メールや電話が多い。英語は前段として必要としても、グローバル人材にはリベラルアーツが必要とか。確かに理系話ならば言語さえ通じればなんとかなりそうだけれども、文化や背景にある哲学宗教の教養となると、もう、専門知識だけでもたいへんなのにー!ってなりそう。教養を学ぶのが大学と言われればそうなんだけど・・・2017/04/05

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