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内容説明
なぜ漢方医は健康長寿を実現しているのか? 著者のもとに通う何人ものがんの患者は、なぜ“元気に”生活することができるのか? なぜ一流の経営者が数多く訪ねてくるのか? たとえば、「やめる」を習慣づけるだけでも、驚くほど寿命が延びるし、仕事がうまくいく、人間関係がうまくいく、お金と運が上向く、異性関係がうまくいく。生きる力が体内にみなぎり、幸福な人生を送ることができるという。マニュアル化できない東洋医学の暗黙知を、豊富な具体例で示す。○向上心はあなたの味方にも敵にもなる○名医は自分の中にいる○「風邪の効用」を考える○人間は「腹」で考える○暗黙知の漢方、形式知の西洋医学○天地の法則に従えば健康になる○行動は遺伝的資質さえ変えていく○わずかな変化を積み重ねて幸福に生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
残心
1
著者はもともと外科医だったが、対処療法でしかない西洋医学に疑問を持ち、漢方医に転身したという変わり種。 禅にも傾倒しているようです。 内容的には、漢方医から見た現代社会の問題、漢方の有効性を説いたエッセー風なもの、という感じか? 最近自分も西洋医学に対して、疑問や限界を感じるのです。 それにしても最初の方で、うつや病気になるのなら仕事を辞めた方が良い、と勧めるが、当人の段階や事情がバラバラだし無責任すぎるんじゃ、と感じた。確かに事情が許せば辞めた方がいいんですけどね。 興味深い内容ではある。 図書館本2024/09/23