身近な花の知られざる生態

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身近な花の知られざる生態

  • 著者名:稲垣栄洋
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2016/02発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569824451

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内容説明

本書は、NHKラジオ深夜便「花の魅力 花のふしぎ」で人気の著者最新刊。昆虫をあざむき、鳥たちを魅了する。美しい花々のすごい生き残り術とは? 植物が花を咲かせるのは、自らの子孫を残すためである。花が美しい花びらを持っているのは、花を目立たせて、昆虫に見つけてもらうためである。そして、芳醇な香りや甘い蜜で昆虫を誘うのである。花の美しい色も、複雑な形も、すべては昆虫に花粉を運ばせるためである。こうして、色とりどりの花々が咲き乱れているのだ。(「はじめに」より抜粋)○本書の目次より○バラ―綺麗なバラにトゲがある理由/マーガレット―恋する乙女たちの数学/ミズバショウ―スカンク呼ばわりされる花/スィートピー―誰がために花は咲く/アザミ―人類が初めて出会った雑草/コスモス―秩序ある花のひみつ/ポインセチア―クリスマスは似合わない/ヤドリギ―神聖なパラサイト……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

辛口カレーうどん

18
よく見かける身近な花が多かったが、まったく知らなかったことばかりで興味深かった。鳥や昆虫を誘うための構造の進化など、自然って天才すぎる!そして蜂ってすごく賢い。2015/12/06

kuma suke

10
かたつむりはアジサイの葉を食べられないのか!衝撃の事実! タチアオイの絵にこっそりトカゲさんがいる〜〜!2015/11/28

とろまつ

9
植物は子孫を残すために、様々な工夫をしている。キレイな花を咲かせるのは、昆虫や鳥を誘い出し、受粉を手伝ってもらうため。その方法にも色々あって面白い。蜜を花の奥の方に蓄えている植物や、臭いにおいが好きな生き物をターゲットにしている植物、蜜はないけど寒い季節に温かい場を提供する植物など。キレイなだけではない花たちの戦略や歴史が楽しめる。身近な植物の面白さを再発見できる本でした。2021/10/07

シャンディガフ

6
身近な花の歴史や由来が紹介されている。ガーデニング本には書かれないような花の雑学的な内容で面白かった。2020/04/19

machidataketomo

5
面白くて眠れなくなる植物、怖くて眠れなく植物についで読んでしまった。 やはり朝連のらんまんの影響は大きい。 内容は被るところもあるが新たな花の事も知れた。2023/08/28

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