内容説明
プログラマブルなネットワークとして注目される「OpenFlow」。本書は、そのOpenFlowプロトコルの全体像を、OpenFlow 1.0から1.3.2まで解説したものです。プロトコルとメッセージの解説にとどまらず、システムを構築するうえでのパターン紹介やその解説を通じて、OpenFlowとは何かを具体的に知るための一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
7
「OpenFlowはライブラリのないC言語」という著者の言葉が、開拓者精神をくすぐる、ネットワークの新しい仕組みの本。OpenFlowの1.0の仕様から、順を追って1.1、1.2、1.3への変化が説明されている。ネットワークにプログラミングの考え方を持ち込み、自分でOpenFlowコントローラやスイッチを作ってみたい人向け。2013/09/10
chikuwa1107
2
今のところOpenFlow仕様はこの本が一番わかりやすい2013/08/27
トトス
1
6時間ほどで読めました。Openflowの機能とプロトコル仕様について説明がされています。バージョン毎に解説されているので、どのように仕様が変更されていったかがわかり、設計思想がみえてくる内容になっています。商業のネットワーク機器のようにデフォルトの設定がないというのが驚いた。ネットワークの研究ように作られたものだから設定しなければ何もできないというのが、自分で好きに設定できるのはいいと思うが、商業ではなく個人などで利用されている理由がわかりました。ネットワークのOSSの発展に貢献する一冊だと思います。2015/02/25
M
0
OpenFlowに特化した一冊。内容にも書かれているがSDNには触れない。正しくOpenFlowを理解したい人向け。2015/04/29
wt
0
昨今注目をあびることの多いOpenflowに関して、まとめられた日本語の良本。技術書としては読みやすさの配慮があると思う。