内容説明
ふだんの生活ではなかなか関わることのないように見える相続ですが、実はとても身近なものになりつつあります。特に平成27年1月1日から施行された相続税及び贈与税の税制改正により、富裕層だけでなく、国民の大半を占める中間層も相続税の対象となりました。そこで相続をもっとよく知るために本書は相続にまつわる仰天シチュエーションを想定しました。愛人に財産を残せる?認知症の親の遺言は有効?養父3人で相続も3倍?こうした相続に関する素朴な疑問、ありえない珍問をまじめに検証しました。つい他人に話したくなる相続の真相が明らかに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
口車の弥七
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実際に相続が発生したときにどうするかというものではなく、相続にまつわる事例をおもしろおかしく紹介しているものです。タイトルの通り、ちょっとした話の種になる程度の軽いもので、相続について少しでも本を読んだことがあれば知っている内容ばかりで期待外れでした。相続というと難しいことと身構えてしまう人向けの、壁を取り除く入門書のようなものです。見開きで見出しと4コママンガが、次のページに解説が書かれているため内容は全体の半分のページ数しかありません。いろいろ書いてありますが、形式に則った遺言書を書くことに尽きます。2016/02/16