内容説明
なぜ、わずか5万石にすぎない信州・上田の武将が徳川に2度も勝てたのか? なぜ、各武将を蹴散らした大阪冬の陣で“真田丸”はあの場所につくられたのか? その要因を地形や陣系図からスパッと読み解く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
56
大河ドラマでも取り上げられた真田丸のルーツは、真田家が仕えた武田の築城術。それは地形に起因することが理解できた。戦国の築城は、まさに実戦を想定したもので、天然の河川やその結果できた段丘を利用して敵の攻撃を防ぎ、丸馬出しで攻撃の起点を創るものなのだ。真田の本拠が、武田、上杉、北条、織田、徳川などの戦術的要衝にあったことが不幸でもあり、名を後世に残すことにつながったのだろう。そして、関ヶ原に秀忠が遅れた理由の一端が理解できたような気がする。2023/09/23
jima
24
真田三代の歴史。真田丸や上田城の地図などが楽しい。2016/05/04
かいと
20
題名のとおり地形で読み解く真田の最強の秘密が書いてある本。少し難しくて分からない所もたくさんあったのでまた読もうと思います。2016/04/21
ようはん
19
大坂の陣の真田丸のルーツは祖父の幸隆、父の昌幸らが武田流築城術で築き上げた上田城や新府城の流れにあり。新府城は色んなボタンのかけ違いがあれば織田・徳川勢を苦しめた展開があり得なくはなかったかも。2022/10/25
maito/まいと
10
タイトルほど地形の話が出てこない。また、真田三代の歴史についてはそれほど目新しい話がない。真田家のことについての概要概説が知りたい方には、わかりやすい内容になっていると思うが、それ以上の黒帯の方には物足りないかも。2016/01/19




