内容説明
本書は無限や微分方程式の解から描かれる形を、視覚的に感じながら数学を学ぶ書籍です。微分方程式は大学初学年でいくつかの解析解パターンを学びますが、なかなか直感的に理解しにくい面があります。また、計算もたいへん複雑で、単なる円運動も運動方程式をきちんと変形して解こうとすると、極座標に変換するうえで煩雑な計算がたくさん出てきます。そのため、解析的な解は重要ではあるけれど、計算が大変という難点があります。そこで、本書では微分方程式の解で描かれたアート作品とからめて数値的、視覚的に見せていき、直感で理解できるように解説していきます。